G大阪――キーマンは宇佐美と丹羽。とりわけエースの一発には期待がかかる。
チャンピオンシップ決勝・第1戦
ガンバ大阪-サンフレッチェ広島
12月2日(水)/19:30/万博記念競技場
ガンバ大阪
年間成績:3位 勝点63 18勝9分7敗 56得点・37失点
【担当記者の視点】
CS準決勝で浦和と120分の激闘を繰り広げ、延長後半に藤春の勝ち越し弾、パトリックのダメ押し弾でライバルを撃破した。劇的な展開での勝利に選手の士気は高まっており、こと“勢い”に関してはG大阪に分がある。
システムは浦和戦と同じ4-2-3-1か。ただ、今季は3バックの相手に対して、中盤を3ボランチに配し、遠藤をトップ下に置く4-3-1-2を採用。昨季も“広島対策”として使用しており、どちらのシステムを採用しても不思議はない。
対広島戦は、14年9月の天皇杯から公式戦4連勝を飾っていたが、今季の第2ステージ16節(11月7日)では、ホーム万博で0-2と完敗。つい先日の試合であり、敗戦のイメージをまだ払拭できていない可能性もある。とはいえ、東口が後半に負傷交代し、負傷を抱える岩下が強行出場していた点を考えると、今回の対戦はより万全に違い状態で臨める。
気掛かりなのはコンディションだ。G大阪は浦和戦から中3日で広島戦を迎える。一方の広島は中9日と休息十分。もっとも“試合勘”という意味では、直近で試合をこなしているG大阪にも分があり、一概にどちらが有利と言い難い。
サイドや中盤の攻防、GK東口の働きも不可欠ながら、キーマンとして挙げたいのは宇佐美と丹羽のふたりだ。
宇佐美は11月の対戦でサイドハーフとして出場するも、ミキッチの対応に追われて体力を削られた。その反省を踏まえると、浦和戦同様にトップ下の出場が濃厚か。ボールを持った際にどれだけ“違い”を作れるかがポイント。第2ステージ12節の柏戦(9月26日)以来、公式戦9試合不発で2か月以上もゴールから遠ざかっているだけに“一発”が待たれる。
丹羽は浦和戦のオウンゴール未遂で脚光を浴びたが、最終ラインの統率は光るものがある。CBでコンビを組む西野を上手く動かしながら、佐藤やドウグラスらを上手く封じたい。サイドで激しい攻防も予想されるが、カバーリングにおいても丹羽と西野の働きが鍵となる。
ガンバ大阪-サンフレッチェ広島
12月2日(水)/19:30/万博記念競技場
ガンバ大阪
年間成績:3位 勝点63 18勝9分7敗 56得点・37失点
【担当記者の視点】
CS準決勝で浦和と120分の激闘を繰り広げ、延長後半に藤春の勝ち越し弾、パトリックのダメ押し弾でライバルを撃破した。劇的な展開での勝利に選手の士気は高まっており、こと“勢い”に関してはG大阪に分がある。
システムは浦和戦と同じ4-2-3-1か。ただ、今季は3バックの相手に対して、中盤を3ボランチに配し、遠藤をトップ下に置く4-3-1-2を採用。昨季も“広島対策”として使用しており、どちらのシステムを採用しても不思議はない。
対広島戦は、14年9月の天皇杯から公式戦4連勝を飾っていたが、今季の第2ステージ16節(11月7日)では、ホーム万博で0-2と完敗。つい先日の試合であり、敗戦のイメージをまだ払拭できていない可能性もある。とはいえ、東口が後半に負傷交代し、負傷を抱える岩下が強行出場していた点を考えると、今回の対戦はより万全に違い状態で臨める。
気掛かりなのはコンディションだ。G大阪は浦和戦から中3日で広島戦を迎える。一方の広島は中9日と休息十分。もっとも“試合勘”という意味では、直近で試合をこなしているG大阪にも分があり、一概にどちらが有利と言い難い。
サイドや中盤の攻防、GK東口の働きも不可欠ながら、キーマンとして挙げたいのは宇佐美と丹羽のふたりだ。
宇佐美は11月の対戦でサイドハーフとして出場するも、ミキッチの対応に追われて体力を削られた。その反省を踏まえると、浦和戦同様にトップ下の出場が濃厚か。ボールを持った際にどれだけ“違い”を作れるかがポイント。第2ステージ12節の柏戦(9月26日)以来、公式戦9試合不発で2か月以上もゴールから遠ざかっているだけに“一発”が待たれる。
丹羽は浦和戦のオウンゴール未遂で脚光を浴びたが、最終ラインの統率は光るものがある。CBでコンビを組む西野を上手く動かしながら、佐藤やドウグラスらを上手く封じたい。サイドで激しい攻防も予想されるが、カバーリングにおいても丹羽と西野の働きが鍵となる。