日本代表に選ばれようが、選ばれなかろうが、スコットランドサッカー界にとって、セルティックの古橋亨梧が優れたストライカーであることは変わらない。

　今季の公式戦で26得点とゴールを量産している古橋。昨季のデビュー以来、コンスタントにネットを揺らしている日本人アタッカーは、グラスゴーの地で確かな評価を手にしている。

　加入当時の移籍金は460万ポンド（約７億6000万円）とされるが、最近ではクリスタル・パレスが2000万ポンド（約33億円）を用意しているとの噂も浮上した。

　去就の行方は別にして、古橋の株が上がっているのは間違いない。ピート・オルーク記者は『GIVEMESPORT』で「セルティックでのインパクトを考えれば、払った額に対する価値はトップクラスと言わなければならない」と話している。

「彼が来たとき、セルティックが最悪の状態だったことを思い出すべきだ。彼らはレンジャーズにタイトルを奪われたばかりだった。彼のインパクトは最大級だったんだ。ゴールを決めただけでなく、重要なゴールを決めてきた。昨季はリーグカップ決勝で２得点を挙げ、今季のリーグカップ決勝でも２得点をマークしている」
 

　同記者は「そのゴールとパフォーマンスで、彼は本当にセルティックを新しいレベルに引き上げていると思う」と続けた。

「セルティックにおける中心選手で、おそらくは最初に名前が挙がる選手なのは疑いない。だから、彼のことはスコットランドリーグ史上最高の補強のひとつと位置づけるべきだ」

　アンジェ・ポステコグルー監督の下でリーグ連覇という大きな目標に向かっている古橋。その価値がどこまでの高みに達するのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「マジすごくない？」「無双してんな」宿敵とのリーグカップ決勝で決めた古橋の圧巻２ゴール

【PHOTO】ワールドクラスの美女サポーターずらり！ スタジアムを華やかに彩る麗しきファン厳選ショット！

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介！