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【消えた逸材】ポグバやウンティティらとU-20W杯を制した元アーセナルFWが振り返る、キャリアを止めた“致命傷”

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2023年03月31日

専門家が「ハイブリッド」と絶賛

期待されたアーセナルでは、結局レギュラーを勝ち取れなかったサノゴ。(C)Getty Images

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ヤヤ・サノゴ(FW/フランス国籍)
■生年月日/1993年1月27日
■身長・体重/191センチ・75キロ
 
 いまからちょうど10年前、20歳のヤヤ・サノゴは絶頂にあった。2013年の夏だ。
 
 フランスU-20代表として出場したU-20ワールドカップ(W杯)で優勝した。9番を背負ってチーム最多の4ゴールを挙げ、ポール・ポグバやサミュエル・ウンティティらとともに頂点を極めたその大会中には、オセールからアーセナルへの移籍も決まった。若きストライカーの眼前には輝く未来が広がっている、はずだった。
 
 パリ南郊のエソンヌで生まれ育った。世界に冠たるフランスのエリート育成機関クレールフォンテーヌには入れなかったが、ティエリ・アンリやパトリス・エブラを輩出したことで知られる地元のジュニアクラブ、レ・ジェリスに加入して頭角を現わし、たった1年でオセールに引き抜かれた。それが13歳のときだ。
 
 パリから南東に下ったブルゴーニュ地方のその育成の名門で英才教育を受けながら、9番として伸びやかに育っていった。フランスの年代別代表にもほぼ漏れなく選出され、前述のようにエースストライカーとしてU-20代表で世界制覇を成し遂げた。
 
 オセールでは16歳でプロ契約を結び、10年1月26日、17歳の誕生日前日にフランス・カップのセダン戦で一軍デビュー。同5月5日のリヨン戦でリーグ・アンのピッチに立った。超有望株としての評判は国内外に轟き、とくに強い関心を示したのが、アーセナルとトッテナムというノースロンドンの宿敵同士だった。
 
 190センチを超える長身ながら身のこなしは滑らかで、スピードとクイックネスに繊細なボールスキルを併せ持ち、冷戦沈着にフィニッシュを決める。ボディーコンタクトを厭わず、DFを背負いながらボールを収めて味方の攻め上がりを促せば、中盤に下りてビルドアップにも手を貸す。育成に精通するある専門家は「ハイブリッド」と表現してそのオールラウンドな多機能ぶりを絶賛した。
 
 しかし、その才能が全面的に開花することはなかった。輝いているはずの前途には、暗い雲が怪しい影を落としていた。
 
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