先月には5-5の打ち合いを演じ、国内中のサッカーファンから喝采
ユトレヒトのFW前田直輝がKNVBカップのAZ戦で大仕事をした。
1―1で迎えた90分にピッチに入った背番号30は、延長3分にショーン・クライバーのスルーパスをゴール手前やや右寄りで受け、ワンタッチシュートで値千金の決勝ゴールを決めたのだ。試合はそのまま2―1で終了し、ユトレヒトがベスト8進出を決めた。
「『あとは決めるだけ』というボールが来たので、アシストしてくれた選手に感謝したいです」
ゴールを決めると前田は、コーナーフラッグに向けて疾走して喜びを爆発。そんな彼のところにチームメートが駆け寄り、抱き合って祝福しあった。
「怪我をして1年くらい経ちました。その景色を見るために頑張ってきたところもあります。やっと、スタートラインに立てたというイメージです」
【動画】オランダ初ゴールは絶妙な呼び込みから、冷静なワンタッチフィニッシュ!前田直輝が待ちわびた瞬間をチェック!
1―1で迎えた90分にピッチに入った背番号30は、延長3分にショーン・クライバーのスルーパスをゴール手前やや右寄りで受け、ワンタッチシュートで値千金の決勝ゴールを決めたのだ。試合はそのまま2―1で終了し、ユトレヒトがベスト8進出を決めた。
「『あとは決めるだけ』というボールが来たので、アシストしてくれた選手に感謝したいです」
ゴールを決めると前田は、コーナーフラッグに向けて疾走して喜びを爆発。そんな彼のところにチームメートが駆け寄り、抱き合って祝福しあった。
「怪我をして1年くらい経ちました。その景色を見るために頑張ってきたところもあります。やっと、スタートラインに立てたというイメージです」
【動画】オランダ初ゴールは絶妙な呼び込みから、冷静なワンタッチフィニッシュ!前田直輝が待ちわびた瞬間をチェック!
前田は昨年1月のアヤックス戦でオランダデビューしたものの、11分に負傷退場してしまう不運に見舞われた。足首を手術し、シーズンの残りを棒に振ることになった日本人レフティは「保有権を持つ名古屋に帰るだろう」と思われていた。
しかし、練習試合などでユトレヒト残留を猛烈にアピールし、今季の期限付き移籍を勝ち取った。それだけに移籍初ゴールは嬉しかったはずだ。
「はい。しかし、試合中はもう切り替えないといけない、まだ終わってない――という気持ちのほうが強かったです。でも、やっぱり終わった瞬間はね、少し思うところがあったというか……。いろんな人が支えてくれた結果なので、すべての人に感謝したいという気持ちのほうが大きいです」
今年に入りミカエル・シルバーバウアーが監督になり、ユトレヒトはスペクタルなサッカーでファンを魅了している。先月28日に行なわれたオランダリーグでのAZ戦では、5-5という打ち合いを演じ、国内中のサッカーファンから喝采を浴びた。
「今は本当に正面から殴り合っているイメージがあります。それが僕も楽しいです。サポーターも含め、今のチームの雰囲気はいい方向に向かっています」
しかし、練習試合などでユトレヒト残留を猛烈にアピールし、今季の期限付き移籍を勝ち取った。それだけに移籍初ゴールは嬉しかったはずだ。
「はい。しかし、試合中はもう切り替えないといけない、まだ終わってない――という気持ちのほうが強かったです。でも、やっぱり終わった瞬間はね、少し思うところがあったというか……。いろんな人が支えてくれた結果なので、すべての人に感謝したいという気持ちのほうが大きいです」
今年に入りミカエル・シルバーバウアーが監督になり、ユトレヒトはスペクタルなサッカーでファンを魅了している。先月28日に行なわれたオランダリーグでのAZ戦では、5-5という打ち合いを演じ、国内中のサッカーファンから喝采を浴びた。
「今は本当に正面から殴り合っているイメージがあります。それが僕も楽しいです。サポーターも含め、今のチームの雰囲気はいい方向に向かっています」