【鳥栖インタビュー】異能の19歳。鎌田大地が語るステップアップとリオ五輪への想い

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2015年11月19日

「気持ちによって波が大きくなってしまう。そこは改善点」

高校時代から「サッカーの技術で教えることはない」と言われるほど技術は高かったが、「気持ちによってパフォーマンスの波が大きくなってしまう」。メンタル面の改善が鎌田の第一目標だ。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 U-22日本代表で存在感を見せ始めた司令塔は言う。「プロ1年目から結果を残さなくてはいけない」。高校卒業後にプロ入りという選択をした鎌田大地は、いわば最短距離で駆け上がる覚悟を決めている。だからこそ、厳しいスタンスで自分を追い込めるのだろう。妥協なき言葉からは、この男の信念が感じ取れた。
 
―――◆―――◆―――◆―――
 
――今季はプロ1年目ですが、ハイパフォーマンスを見せていますね。
 
 正直、あまり手応えはないんです。これだけ試合に出ているのに得点が少ない(編集部・注/11月20日時点で20試合・3得点)。他チームのトップ下やシャドーの選手はもっとゴールを奪っています。チームの順位も良くないですし、貢献できていないと思いますね。1年目から結果を残さなくてはいけないと強く意識してきたからこそ、まだまだだと感じます。
 
――ただ、第1ステージ11節の松本戦では、リーグ戦初出場でプロ初ゴールと、圧巻のデビューでした。
 
 あのゴールは、たまたまボールがこぼれてきたという面がありました。でも、試合に出られなかったり、監督に怒られたりと、そこに至るまでの苦しい時期があったから、結果につながったんだと思います。シュート練習などを地道にやり続けたからこその得点です。継続が大事だと再認識させられました。
 
――続く名古屋戦では、見事なスルーパスで豊田選手の決勝点をアシストしました。
 
 パスのタイミングがずれたかなと思いましたが、上手くトヨさん(豊田)に合わせられました。プレーを見返したらトヨさんがちょっと遅れていた感もありましたが(笑)。なにも考えず、感覚的にプレーできたのが良かったです。ゴール後のガッツポーズを考えたり、欲を出すと精度が落ちてしまうので。
 
――試合に出ればやれるという自信はありましたか?
 
 高校とプロはレベルが違いますが、高校の時は得点やアシストをするのは当たり前だったので、松本戦、名古屋戦の時点では、個人的にはこれぐらいできなくちゃいけないと思っていました。今はマークが厳しくなって難しさを感じていますが、出始めの頃はやれるというのは大前提で、もっとやらなくちゃいけないと考えていました。
 
――試合に出場するまでは、森下監督と話し合う機会も多かったようですね。
 
 話し合いというか、よく怒られましたね。今も自分しか怒られてないんじゃないかというくらい注意されています。
 
――それは森下監督からの期待の表われにも感じます。
 
 注意していただけるのは、ありがたいです。怒られている時は落ち込みますが(笑)。
 
――具体的にどのような点を指摘されますか?
 
 プレーについてはあまり言われません。よく注意されるのはメンタル面です。自分の課題は、調子の波。気持ちが落ちてしまうと、プレーに顕著に出てしまう点です。高校の頃も『サッカーの技術で教えることはない』と言われましたが、気持ちによってパフォーマンスの波が大きくなってしまいました。そこは昔から変わっていないですし、改善しなくてはいけません。
 

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