好調イブラに良い形でボールを繋げるか。

スウェーデン対デンマーク戦第1レグの予想フォーメーション (C) SOCCER DIGEST

パリSGで絶好調のイブラヒモビッチ。この絶対エースが実力を発揮できれば、スウェーデンのフランス行きがはっきりと見えてくる。 (C) Getty Images
1年以上に渡って繰り広げられてきたEURO2016予選も、あとはプレーオフを残すのみとなった。はたして、フランス行きの残り4枚の切符を手にするのは、一体どの国なのか? まさに激戦必至のラストバトルだ。
第1レグが11月14日(日本時間:15日4時45分キックオフ)に開催されるスウェーデン対デンマーク戦を展望する。
【プレーオフのレギュレーション】
ホーム&アウェーで勝者が本大会に出場。2試合の合計得点が同じ場合はアウェーゴールの多いチームが勝利。アウェーゴールも並んだ場合は、第2戦終了後に15分ハーフの延長戦へ。ゴールを奪い合ってのドローの場合はアウェーチームの勝利。スコアレスドローの場合はPK戦を実施する。
――◆――◆――
スウェーデン(グループG 3位/FIFAランキング45位)
予選成績:5勝3分け2敗/15得点・9失点
第1レグ出場停止:なし
故障者(欠場濃厚):なし
なによりの朗報が、独力で試合を決められるイブラヒモビッチの好調だ。代表では6月以降の5試合で5得点。所属するパリSGでもリーグ戦の直近6試合で9ゴールと爆発している。
チームも、予選のラスト2試合をいずれも2-0で勝利。本大会への切符を争っていたオーストリア、ロシアとの直接対決に連敗した9月ラウンドのショックから立ち直った。
ポイントは大黒柱に良い形でボールを繋げるか。その意味でもS・ラーション、シェルストレームらMF陣の出来が鍵となる。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.5(22位)
失点率 ▶0.9(19位タイ)
パス成功率 ▶86%(26位タイ)
ボール支配率 ▶54%(15位タイ)
最多得点者 ▶イブラヒモビッチ(8ゴール)
第1レグが11月14日(日本時間:15日4時45分キックオフ)に開催されるスウェーデン対デンマーク戦を展望する。
【プレーオフのレギュレーション】
ホーム&アウェーで勝者が本大会に出場。2試合の合計得点が同じ場合はアウェーゴールの多いチームが勝利。アウェーゴールも並んだ場合は、第2戦終了後に15分ハーフの延長戦へ。ゴールを奪い合ってのドローの場合はアウェーチームの勝利。スコアレスドローの場合はPK戦を実施する。
――◆――◆――
スウェーデン(グループG 3位/FIFAランキング45位)
予選成績:5勝3分け2敗/15得点・9失点
第1レグ出場停止:なし
故障者(欠場濃厚):なし
なによりの朗報が、独力で試合を決められるイブラヒモビッチの好調だ。代表では6月以降の5試合で5得点。所属するパリSGでもリーグ戦の直近6試合で9ゴールと爆発している。
チームも、予選のラスト2試合をいずれも2-0で勝利。本大会への切符を争っていたオーストリア、ロシアとの直接対決に連敗した9月ラウンドのショックから立ち直った。
ポイントは大黒柱に良い形でボールを繋げるか。その意味でもS・ラーション、シェルストレームらMF陣の出来が鍵となる。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.5(22位)
失点率 ▶0.9(19位タイ)
パス成功率 ▶86%(26位タイ)
ボール支配率 ▶54%(15位タイ)
最多得点者 ▶イブラヒモビッチ(8ゴール)
デンマーク(グループI3位/FIFAランキング28位)
予選成績:3勝3分け2敗/8得点・5失点
第1レグ出場停止:なし
故障者(欠場濃厚):なし
数年前から主軸の顔ぶれに大きな変化はなく、オルセン監督の下で熟成路線を進んできたチームは、高い完成度を誇る。とりわけ円熟味を増したクローン=デーリが仕切る中盤は、充実度を増した。
一方で気掛かりなのが最前線。主砲ベントナーはヴォルフスブルクで当たりが少なく、代表でも半年以上ゴールから遠ざかる。仮にアッガ-&ケアの両CBがイブラを封じ、エリクセンらを中心に早いパス回しで試合をリードできたとしても、最終局面でもたつくようでは主導権を失う羽目にも……。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.0(30位タイ)
失点率 ▶0.63(11位タイ)
パス成功率 ▶90%(4位タイ)
ボール支配率 ▶56%(10位タイ)
最多得点者 ▶ベントナー(2ゴール)
※ワールドサッカーダイジェスト2015.11.19号より加筆・修正
予選成績:3勝3分け2敗/8得点・5失点
第1レグ出場停止:なし
故障者(欠場濃厚):なし
数年前から主軸の顔ぶれに大きな変化はなく、オルセン監督の下で熟成路線を進んできたチームは、高い完成度を誇る。とりわけ円熟味を増したクローン=デーリが仕切る中盤は、充実度を増した。
一方で気掛かりなのが最前線。主砲ベントナーはヴォルフスブルクで当たりが少なく、代表でも半年以上ゴールから遠ざかる。仮にアッガ-&ケアの両CBがイブラを封じ、エリクセンらを中心に早いパス回しで試合をリードできたとしても、最終局面でもたつくようでは主導権を失う羽目にも……。
◆予選でのスタッツ
得点率 ▶1.0(30位タイ)
失点率 ▶0.63(11位タイ)
パス成功率 ▶90%(4位タイ)
ボール支配率 ▶56%(10位タイ)
最多得点者 ▶ベントナー(2ゴール)
※ワールドサッカーダイジェスト2015.11.19号より加筆・修正