南葛SCで築かれていた関係値があったからこそ進んだ新感覚ブロックチェーンゲーム『キャプテン翼 -RIVALS-』のプロジェクト。
話題はゲーム、そして経済が中心になる。しかし、その根底には南葛SCの精神に通ずるものがある。
鼎談企画第2回。一見、サッカーの現場からは遠く離れた話題が、ファンやチームのすぐそばにあるものだということを知る。
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岩本 そういえばつい先日、選手の一人が『キャプテン翼 -RIVALS-』の先行キャンペーンに乗っかって「当たった!」と喜んでたんですけど。
藤好 今(取材当時)、先行ユーザーに対してキャラクター(NFT)自体を抽選で無料プレゼントするキャンペーンをしているんです。本来であれば購入しなければならないキャラクターが無料でもらえるという。
岩本 もうすでに出遅れた感じがするんですけど、そんなことないですかね。
國光 この記事が出る時と合わせてコラボキャンペーンを実施しましょう。
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サッカーダイジェストWeb×キャプテン翼-Rivals- コラボ企画
キャプテン翼初のブロックチェーンゲームより、ゲームで使えるNFTを3名様にプレゼント!
応募はこちらから
締め切りは2023年1月7日
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どんどん話が広まり、進んでいく。だが、まだ聞きなれないブロックチェーンゲームという新しい形、その本質は興味を持ち、応援してくれる人に対するところにあるという。
國光 Web3の本質的なものなのですが、応援してくれるファンにメリットがある形を作っていくのが重要なんです。これまでのサービス、例えばYouTubeであったり、Instagramであったり、サブスクリプション、クラウドファンディング……これらはファンが一方的に応援するだけでした。でもこれからは、応援してくれるファンにも見返りがあるようになる。そうすれば、ファンエコノミーもより活性化していきます。
岩本 南葛SCが発行しているトークンがいい例ですね。
國光 そう。ゲームでも同じことが言えます。初期からプレーしてくれたユーザーの貢献度は大きい。そのゲームがゆくゆく人気になって需要が増えた時に、先行していたユーザーによりメリットがもたらされるであろう仕組みは特徴といえるかもしれません。
岩本 そういった魅力が新たな引力を生みます。『キャプテン翼』のゲームということで、より多くのサッカーファンに楽しんでもらいたいですが、例えばNFTに興味があるような人にもプレーしてみてほしいですね。それでどんどんと広がっていってほしい。
藤好 はい。より広がりを持たせないと“知る人ぞ知る”ゲームになってしまいます。だからこそ、そうならないように複雑ではなく簡単な形のゲームにしたのもあります。