10月22日に開催されたスコットランドリーグの第12節で、日本人カルテットが所属するセルティックはハーツと敵地で対戦。壮絶な打ち合いを制し、４-３で勝利を収めた。

　見事なパスで先制点に絡んだ旗手怜央とともに先発出場した前田大然は、チームの３点目を奪取。古橋亨梧と井手口陽介は出番がなかった。

　リーグ戦２試合連発の前田について、地元メディアは概ね高い評価をしている。『THE SCOTSMAN』は７点と採点。「前半は十分ではなかったが、後半はかなり相手にとっての脅威レベルを上げた。アーロン・ムーイのチャンスの場面ではクレバーなフリックでお膳立てをし、電光石火の動きでハーツDFに先んじ、こぼれ球を押し込んだ」と称えた。
 

『SCOTTISH DAILY EXPRESS』も７点評価で、「得点場面では正しい位置にいた。攻撃の全体のプランにとてもよく貢献。一部で批判され、ゴールと好パフォーマンスが必要だった」と称賛している。

　また、同じく７点をつけた『GlasgowLive』は、「ゆっくりとベストの調子を取り戻しつつある。その間にネットを揺らし、もう少し意図のある攻撃ができているようだ」と、一時批判を浴びた前田が復調傾向にあると報じた。

　一方、『THECELTICWAY』は「序盤に逸したチャンスはもっとうまくやれたはずだ」と指摘。「フォローがうまく、ムーイのシュートのこぼれ球を押し込んで３点目を奪取。だがそれが、低調なパフォーマンスの中で唯一特筆すべきところだった」とし、５点と辛口評価になっている。

　セルティックは25日、すでにグループステージ敗退が決まっているものの、ヨーロッパリーグ行きの３位を目ざすチャンピオンズリーグで、シャフタール・ドネツクと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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