レアル・ソシエダに所属する久保建英の弟、瑛史が同クラブのカンテラ(下部組織)で、試合に出場したようだ。現地8月27日、地元紙『Noticias de Gipuzkoa』が伝えている。
数日前、同紙をはじめ複数の現地メディアが、15歳の瑛史がソシエダのカンテラ入りに向けてテストを受けていると報じていた。
記事によれば、瑛史は同日に開催されたカデーテA(U-16)のトーナメントに出場。ヴァスコニアとの準決勝でプレーし、「兄のレベルと才能を想起させるクオリティを見せ、好パフォーマンスを披露した」ものの、1-1で突入したPK戦でキッカーを務めて失敗。このミスでチームも敗れている。
【画像】ソシエダの下部組織で試合に出場した久保建英の弟・瑛史
加入しても「公式戦には出場できない」
瑛史はすでにトレーニングに参加しているものの、まだテスト中のようだ。同紙はこう続けている。
「15 歳のエイジはトライアル中であり、滞在するオプションはあるが、18歳未満の海外移籍を禁じたFIFA(国際サッカー連盟)の第19条の規定により、公式戦には出場できない」
今回は公式な大会ではなかったため、出場が可能だったようだ。兄の活躍とともに、弟の動向にも注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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