レアル・ソシエダのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクのニューカッスル移籍が確実となった。現地の報道によれば、移籍金はなんと7000万ユーロ(約98億円)。急転直下のオペレーションとなった。
同僚の久保建英は、開幕2試合で2トップを組んだ“相棒”を突然失うことになった。もちろん影響はあるだろう。実際、カディスとの開幕戦で奪った移籍後初ゴールは、イサクがマークを引き付け、空いたスペースに飛び込んで決めたシュートだった。
地元紙『Noticias de Gipuzkoa』によれば、開幕2節でいきなり主砲を失ったソシエダは、昨シーズンにRBライプツィヒからのレンタルでプレーしたノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロトの再獲得を画策しているようだ。ただ、すぐに話がまとまるわけもない。
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純粋なストライカータイプは19歳ひとり
カルロス・フェルナンデスも故障中で、ストライカータイプが19歳のホン・カリカブルしかいない状況のなか、27日のエルチェ戦で前線はどうするのか。スペイン紙『Mundo Deportivo』はこう綴っている。
「最も自然な解決策は、イマノル・アルグアシル監督がカリカブルを信頼することだ。カルロス・フェルナンデスは負傷しているが、彼はトップチームで問題なくプレーしているもう一人の純粋なストライカーだ」
同メディアは「代替手段は、(モハメド=アリ)チョやクボのような、慣れていないアタッカーのコンバートだ」と続けている。
開幕2戦は、久保はセカンドトップの役割で、最前線にはイサクがいた。ただその相棒がいなくなり、このレフティが“偽の9番”として起用される可能性があるとの見立てだ。
驚きの一手とも言えるが、いずれにしても、せっかく息が合ってきた“ズラタン2世”が退団した影響は小さくなさそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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