昨シーズン前半戦の活躍から、コンディションが整っているのなら起用すべきとの考えはあるだろう。一方で、開幕からのチーム状況から、ベンチスタートが妥当との声もある。
アーセナルは8月20日、プレミアリーグ第3節でボーンマスと敵地で対戦する。ミケル・アルテタ監督は試合を前に、全選手が起用できる状態だと話した。
昨シーズン後半戦を負傷で棒に振り、今季も開幕に間に合わなかった冨安健洋は、前節レスター戦で終盤から途中出場。今季デビューを飾った。その日本代表DFがスタメンに名を連ねるか注目される。
アルテタ監督は開幕からの2試合、ベン・ホワイトを右SB、ウィリアム・サリバをCBで起用した。そしてチームは開幕戦のクリーンシートを含めて2連勝を飾っている。「勝っているチームはいじるな」という鉄則に従えば、2戦2失点の最終ラインを変えるべきではないとの見方もある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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チームは2戦で2失点
地元メディア『football.london』では19日、番記者たちがボーンマス戦のスタメンを予想した。4名の記者のうち、冨安を先発で起用すべきとの見解を示したのはひとりだけだ。
先発起用を予想した記者は、「前線のボーンマスの高さから、アーセナルがもっとうまくやれるように、自分なら守備陣にいくつか手を入れる」と述べている。
「それは、最近の試合でホワイトとオレクサンドル・ジンチェンコは見事だったが、トミヤスとキーラン・ティアニーを戻すということだ」
一方で、別の記者は「ティアニーとトミヤスの起用はどこかであるだろうが、今はほぼ確実に控えとしてだろう」と主張。さらに別の記者は「トミヤスは本当に再び選ばれる準備を整えている」としつつ、「ホワイトが先発出場するのにふさわしい」との見解を示した。
また、もうひとりの記者は「トミヤスとティアニーが再び完全にフィットしており、守備の確実さから後者はジンチェンコに代わって復帰するタイミング」と、ティアニーの先発を予想しつつ、冨安はスタメン予想から外している。
冨安はスタメンの座をつかみ、昨季前半戦のようにファンやメディアを沸かせられるか。それとも、ベンチからポジション奪還を目指すことになるだろうか。
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