日本代表は７月19日、E-１選手権の初戦で香港代表に６－０の勝利を収めた。その戦いぶりは、韓国でも広く報じられている。

「“前半だけで４ゴール”日本がホームで一方的試合、６－０制圧」（スポーツ紙『スポーツ朝鮮』）
「“相馬・町野・西村２ゴールずつ”日本、格下の香港を６－０で大破」（サッカー専門メディア『InterFootball』）
「日本、“枠内シュート０”香港を６－０大破」（サッカー専門メディア『FOOTBALLIST』）
「“前半４ゴール”日本男子サッカー、E-１選手権第１戦で香港に６－０完勝」（通信社『聯合ニュース』）
「前半だけで４ゴールの嵐…日本が香港に６－０完勝」（ネットメディア『マイデイリー』）
 

　多くの韓国メディアが注目したのは、やはり前半だけで４得点を挙げた日本の決定力だ。「“ベント号のライバル”日本の火力ショー」と見出しを打ったネットメディア『STNスポーツ』は、６得点大勝を「日本の“ゴール花火”が続いた」と表現。スポーツ＆芸能メディア『スポータルコリア』も、「日本がまさに“ゴール祭り”を繰り広げ、香港を破った」と報じた。

　また、先発11人中５人がA代表デビューというメンバー構成に着目したメディアも多かった。スポーツ紙『スポーツ京郷』は「日本には初めてA代表に招集された選手が10人いるが、この日、出場したニューフェイスは安定的な活躍でチームに力を加えた」とし、通信社『NEWSIS』も「日本も韓国のように国内組の“玉石選び”に乗り出し、実験を強行した」と伝えた。

　このほか、スポーツ紙『スポーツソウル』は「基本的にはパスプレーを土台に試合を展開し、サイドバックの活発な攻撃参加も目立った」と日本の戦い方を分析。「後半も日本は高いボール支配率で試合の主導権を握った。森保一監督は大活躍した相馬勇紀、西村拓真、山根視来らを交代させるなど、次の試合に備えた様子だった」と、指揮官の采配にもフォーカスした。