• トップ
  • ニュース一覧
  • U-16日本代表の石山青空、新潟U-18の偉大な先輩・本間至恩から得た大きな刺激「J2からでも世界のトップレベルに」

U-16日本代表の石山青空、新潟U-18の偉大な先輩・本間至恩から得た大きな刺激「J2からでも世界のトップレベルに」

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2022年07月18日

「外れた期間は自分の力不足を痛感しました」

U-16日本代表合宿に臨んだ新潟U-18の石山。写真:安藤隆人

画像を見る

 7月11日から13日にかけて千葉県内で行なわれたU-16日本代表合宿。今年10月に開催されるU-17アジアカップ・バーレーン2023予選(ヨルダン)、来年9月に行なわれるU-17アジアカップ・バーレーン大会、同年10月にペルーで実施されるU-17ワールドカップ出場を目ざして、若き日本代表がしのぎを削った。

 この合宿で気迫を前面に押し出して何度もゴールに迫ったアタッカーがいた。アルビレックス新潟U-18のMF石山青空は、13日の市立船橋高との練習試合に右サイドハーフで出場すると、前後半を通じてチーム最多の5本のシュートを放った。

 どれもGKに阻まれたり、枠を外れたりとゴールにこそ至らなかったが、ボールを受けたら迷わず縦に仕掛けてボックス内に侵入し、鋭く足を振り抜く姿は「何が何でもアピールする」という気持ちが伝わり、見ていて胸をすく思いがした。
 
「僕らの前にルーマニア遠征やインターナショナルドリームカップで選ばれた選手がいて、そこにいる選手たちより活躍しないと、このチームの中に入っていくことはできないことは分かっていました。だからこそ、ゴールという結果にこだわっていましたし、執着していました」

 試合後、石山は語気を強めてこう口にした。

 今回の合宿に選ばれたメンバーは、言わばU-16日本代表のメインどころではなく、ラージグループにあたる立ち位置だった。石山が言及したように、5月に実施されたU-16日本代表にとって初の海外遠征となるルーマニア遠征、6月に韓国、メキシコ、ウルグアイという強豪国と対戦したインターナショナルドリームカップに出場した選手たちが、このチームの中心メンバーだ。

 石山もルーマニア遠征前までの合宿には呼ばれていた。しかし、「一番行きたいと思っていた合宿に一度も参加できなかった」と唇を噛んだように、この遠征メンバーからは落選。今回の代表合宿は石山にとって、メインどころに割って入り、U-17アジアカップ予選に出場するためのラストチャンスという位置づけだったのだ。

「外れた期間は自分の力不足を痛感しました。正直、プリンスリーグ北信越で全然点が取れていませんでしたし、チームも勝ち星から見放されている時期でした。この状況を考えたら、自分が選ばれないことも覚悟はしていました。だからこそ、今回の合宿でチャンスをもらえたことは本当に嬉しかったし、これを絶対に無駄にしてはいけないと思ったんです」
 
【関連記事】
「よくぞ言ってくれた!」川淵三郎氏の中国サッカーへの発言が現地で大反響!「日本人から指摘されて恥ずかしくないのか」
城彰二が日本代表のW杯メンバーを予想! “常連組”で選外とした3人は? 「久保君は一皮剥けていない」
ブラジル側が怒るほど森保Jにファウルを受けたネイマール。パリSG来日会見で「日本サッカーの印象は?」と問われると…
三笘を彷彿とさせるドリブラーや高校年代を代表するゲームメーカーらは必見! インターハイ“注目株”を一挙紹介!~MF編
プロ注目の“超高速ウインガー”やC大阪入りを決めた大器も! 2022高校サッカー逸材300選~九州編

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ