現在、レアル・マドリーのプレシーズントレーニングに参加している久保建英の株がにわかに上がっているようだ。

　スペインでの３シーズン目を終えた21歳は、マジョルカからレンタルバックされたマドリーで新シーズンに向けたスターを切った。だが、マドリーは３人のEU圏外選手枠がヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ、エデル・ミリトンで埋まっているため、再レンタルが確実視されている。

　それでも、欧州王者のトレーニングに混ざった日本代表MFは、ミニゲームで名手トニ・クロースと息の合った連係を披露するなど、堂々のプレーで光るものを見せている。

【動画】名手クロースのピンポイントパスを久保建英が見事なトラップ

　その証拠に練習の様子を公開したマドリーのYouTubeチャンネルやSNS上では、ファンから次のような声があがっている。

「クボを残してくれ」
「タケはスカッドの一員だ」
「クボはかなり良くなっている」
「マドリーとアンチェロッティ監督が今シーズン、クボにチャンスを与えてくれることを願っている。ロドリゴとローテーションするのがとても良いと思う」
「なぜチームに残さない？」
「クボが残ってくれることを願っている」
「マドリーに相応しい選手だ」
「クボをマドリーで見たい」
「アンチェロッティ監督がヴィニシウスのように成長させてほしい」

　ただ、残念ながら、EU圏外選手枠が空かない限りは試合に出場できないため、残留の可能性はゼロに近い。通常であればとっくに完了しているはずのヴィニシウスのスペイン国籍取得が、コロナ禍による手続きの遅れで大幅に後ろ倒しになってしまったことが、久保の復帰計画を狂わせていることを考えると、何とも残念だが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】私服姿でマドリーの練習場に到着する久保建英

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