ウェールズ代表FWガレス・ベイルが現地時間６月10日、UEFAネーションズリーグのベルギー戦の前日会見に出席。対戦相手のケビン・デ・ブルイネの例を出し、度を越えた過密日程に警鐘を鳴らした。英紙『Daily Mail』が伝えている。
2021-22シーズンはMVPに輝く活躍で、マンチェスター・シティをプレミアリーグ連覇に導いたデ・ブルイネは、来季は60試合以上に出場する可能性があり、ベルギー代表としてもネーションズリーグ、EURO予選、カタール・ワールドカップ（W杯）が控えている。
ウェールズ陣営では選手の保護が話題となっているようで、ベイルは「昼食の席で誰かが、ケビン・デ・ブルイネは来シーズン79試合に出場して3週間の休みしかないと言っていたよ」と切り出し、こう訴えている。
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「それだけの試合数を高いレベルでプレーするのは不可能」
「それはやりすぎだ。どの選手も試合数が多すぎると言うだろう。それだけの試合数を高いレベルでプレーするのは不可能だし、長期的には影響が出るだろう。人の身体は、毎年毎年、あのようなカレンダーに対応することはできない。何かを変えなければならない。試合を運営する人たちは何かをするべきだが、残念なことにそこにはお金が絡んでくる」
ベイルは2021-22シーズンいっぱいでレアル・マドリーを退団し、現在はフリーとなっている。新天地を決めるのはまだ先としたが、"逆オファー"が報じられたヘタフェと契約することはないだろうと語った。
今冬のW杯を睨み、リーグ戦と並行して欧州カップ戦も戦う強豪に向かうのか、それとも負担を考慮し、“デ・ブルイネ・コース”は避けるのか。32歳の決断に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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ベイルは2021-22シーズンいっぱいでレアル・マドリーを退団し、現在はフリーとなっている。新天地を決めるのはまだ先としたが、"逆オファー"が報じられたヘタフェと契約することはないだろうと語った。
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