ドイツの高さに対抗しうる4バックのメンバーは…
6月10日のガーナ戦は、この前のパラグアイ戦と同じ4-1で日本が勝利という結果に終わった。ワンサイドゲームとまでは言わないまでも、日本がほぼ主導権を握った試合だった。
先制点の崩しは素晴らしく、三笘の個人技も光り、久保のA代表初ゴールもあった。ガーナ戦だけを切り取れば1失点したものの、完勝に近いゲームだった。それでも個人的には内容で完敗だったブラジル戦(0-1)の“残像”があったせいで、素直に喜べない試合となった。
ガーナの守備陣をドリブルやパスで切り裂いた三笘もブラジル戦では完璧に止められ、仕事らしい仕事ができなかった。果たして、日本はワールドカップ本大会でドイツやスペインを相手にどう戦うのか、そんなことを想像しながらガーナ戦を観ていたので、4−1と勝ったところで特別な感情は湧いてこなかった。
ガーナ戦の見どころはチームの出来云々よりも、サバイバルだった。その点で、三笘は大いにアピールできていたし、久保と堂安のコンビも存在感を示した。パラグアイ戦で精彩を欠いた久保はさて置き、三笘と堂安はワールドカップ本大会のメンバー入りに大きく近づいたのではないだろうか。また、左SBの伊藤も及第点以上の活躍でワールドカップ参戦が見えてきた。
そのサバイバル以外に興味を惹かれる点はあまりなく、少なくとも今回のガーナ戦はワールドカップ本大会を勝ち抜くうえでのサンプルにはならなかった。ドイツやスペインを相手にガーナ戦のような展開にはならないはずで、だからこそ特別な感情は湧かなかったのだ。
先制点の崩しは素晴らしく、三笘の個人技も光り、久保のA代表初ゴールもあった。ガーナ戦だけを切り取れば1失点したものの、完勝に近いゲームだった。それでも個人的には内容で完敗だったブラジル戦(0-1)の“残像”があったせいで、素直に喜べない試合となった。
ガーナの守備陣をドリブルやパスで切り裂いた三笘もブラジル戦では完璧に止められ、仕事らしい仕事ができなかった。果たして、日本はワールドカップ本大会でドイツやスペインを相手にどう戦うのか、そんなことを想像しながらガーナ戦を観ていたので、4−1と勝ったところで特別な感情は湧いてこなかった。
ガーナ戦の見どころはチームの出来云々よりも、サバイバルだった。その点で、三笘は大いにアピールできていたし、久保と堂安のコンビも存在感を示した。パラグアイ戦で精彩を欠いた久保はさて置き、三笘と堂安はワールドカップ本大会のメンバー入りに大きく近づいたのではないだろうか。また、左SBの伊藤も及第点以上の活躍でワールドカップ参戦が見えてきた。
そのサバイバル以外に興味を惹かれる点はあまりなく、少なくとも今回のガーナ戦はワールドカップ本大会を勝ち抜くうえでのサンプルにはならなかった。ドイツやスペインを相手にガーナ戦のような展開にはならないはずで、だからこそ特別な感情は湧かなかったのだ。
ただ、サバイバルで気になったのはGK。ガーナ戦で先発起用された川島はワールドカップ・アジア最終予選の采配から判断するかぎり、“不動”の三番手と見てみた。その川島をなぜスタメンで使ったのか。シュミットではなく川島を選んだ点で、森保采配に疑問を抱いた。
ワールドカップ初戦のドイツ戦、警戒すべきポイントのひとつが相手のセットプレー。ドイツの高さに対抗するなら、4バックは右から冨安、板倉、吉田、伊藤がおそらくベスト(ブラジル戦の出来を見るかぎり板倉を控えに回すのはもったいない)で、GKは197センチのシュミットがベター。だから、DFとの相性を見極めるうえでも、ガーナ戦ではシュミットを起用したほうがよかったのではないかと、そう思ったのだ。
川島よりも足技に優れ、権田よりも上背があるシュミットにワールドカップでスタメンを任せても大丈夫か、その可能性を探る意味で今回の4連戦は非常に重要で、だからこそガーナ戦で彼を先発させるべきだった。10年ワールドカップから3大会続けてゴールマウスを守ってきた川島の実力は、今さらテストしなくても把握できるはずだが……。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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