U-21日本代表でも好パフォーマンスを披露
東京VでプレーするU-21日本代表のDF馬場晴也は、自信を深めつつあり、見違えるように逞しくなった。自分よりも大きな相手に対しても怯まない。アグレッシブな姿勢を崩さず、前でボールを奪う。5年前のU-17ワールドカップで見せたようなひ弱さはもうない。
東京Vユース時代はボランチでも起用されていたように、足もとの技術には定評があった。ただ、その一方で守備面では不安を抱えていた印象が強い。
2017年のU-17W杯では、グループステージ2節のフランス戦で久保建英らとともに先発出場を果たしたが、FWアミーヌ・グイリ(ニース)に完敗。後半からは、右SBに入っていた菅原由勢(AZ)が、馬場が務めていたCBにスライドし、前半45分間のみの出場でピッチを去った。
高校時代は膝の怪我で戦列を離れる時期も長く、高校3年次の夏に行なわれたクラブユース選手権では、何重にもテーピングを巻いて出場していた。その直後にふたたび、膝を負傷。そこから約1年近くピッチに戻れなかった。その結果、ユースから昇格を果たした2020年のプロ1年目はリーグ戦3試合の出番に留まり、昨季も13試合しかピッチに立てなかった。
東京Vユース時代はボランチでも起用されていたように、足もとの技術には定評があった。ただ、その一方で守備面では不安を抱えていた印象が強い。
2017年のU-17W杯では、グループステージ2節のフランス戦で久保建英らとともに先発出場を果たしたが、FWアミーヌ・グイリ(ニース)に完敗。後半からは、右SBに入っていた菅原由勢(AZ)が、馬場が務めていたCBにスライドし、前半45分間のみの出場でピッチを去った。
高校時代は膝の怪我で戦列を離れる時期も長く、高校3年次の夏に行なわれたクラブユース選手権では、何重にもテーピングを巻いて出場していた。その直後にふたたび、膝を負傷。そこから約1年近くピッチに戻れなかった。その結果、ユースから昇格を果たした2020年のプロ1年目はリーグ戦3試合の出番に留まり、昨季も13試合しかピッチに立てなかった。
しかし、今季はレギュラーに定着。3月下旬には、UAEで行なわれたドバイカップU-23に臨むU-21日本代表メンバーに招集されたため、チームを離脱した時期もあったが、今シーズンはすでに7試合でフル出場を果たしており、東京Vに欠かせない選手になりつつある。
U-21代表のUAE遠征中に話を聞いたときも馬場の表情は自信に満ち溢れていた。
「ミスも出るけど、チャレンジをしないと成長にはつながらない。今はポジティブに取り組めている」
日の丸を背負って挑んだドバイカップでも、ビルドアップや前に運ぶプレーはもちろん、屈強なフィジカルを持つU-23クロアチア代表の選手に競り勝ち、空中戦でも互角以上の戦いを披露。インターセプトにも果敢にトライし、相手の前で奪う回数も多かった。
なぜ、パフォーマンスが向上しているのか。それは自クラブで継続して試合に出場できている点が大きい。馬場もUAE遠征中に、経験値を積む重要性を明かしていた。
「守備の手応えがかなりある。(プレー中の)視野がかなり広がったし、相手をよく見れるようになった。結構、今は楽しんでできている。(所属クラブで)コンスタントに出場することで経験を積み、プレーに余裕が出てきた。思ったところでボールが取れるので本当に楽しい」
毎週のように成功体験を重ねていることが、自身の成長を加速させているのは間違いない。
U-21代表のUAE遠征中に話を聞いたときも馬場の表情は自信に満ち溢れていた。
「ミスも出るけど、チャレンジをしないと成長にはつながらない。今はポジティブに取り組めている」
日の丸を背負って挑んだドバイカップでも、ビルドアップや前に運ぶプレーはもちろん、屈強なフィジカルを持つU-23クロアチア代表の選手に競り勝ち、空中戦でも互角以上の戦いを披露。インターセプトにも果敢にトライし、相手の前で奪う回数も多かった。
なぜ、パフォーマンスが向上しているのか。それは自クラブで継続して試合に出場できている点が大きい。馬場もUAE遠征中に、経験値を積む重要性を明かしていた。
「守備の手応えがかなりある。(プレー中の)視野がかなり広がったし、相手をよく見れるようになった。結構、今は楽しんでできている。(所属クラブで)コンスタントに出場することで経験を積み、プレーに余裕が出てきた。思ったところでボールが取れるので本当に楽しい」
毎週のように成功体験を重ねていることが、自身の成長を加速させているのは間違いない。