独特のテンポを刻むドリブルで2人をかわし先制弾
衝撃のパフォーマンスだった。
3月21日に行なわれたJヴィレッジカップ最終日の昌平対U-17日本代表の試合で、大車輪の活躍を見せたのは、4月から中3となる昌平のMF山口豪太だ。
彼は昌平の下部組織であるFCラヴィーダの10番。昨年は2年生エースとして高円宮杯U-15で決勝進出の立役者となり、サガン鳥栖U-15との決勝で敗れはしたが、豪快な左足のシュートを決めるなど、大きな存在感を示した。
そして冒頭のU-17代表戦で、山口は初めて高校の正式な試合に出場を果たした。大会のメンバーにはエントリーされていたが、20日まではラヴィーダの活動を優先。21日がラヴィーダの活動がオフだったこともあり、福島入りをしていきなりスタメンに抜擢されたのだった。
しかも背負った番号は10番。高校の10番である荒井悠汰が内定しているFC東京に帯同しているため空き番号だったが、「藤島(崇之)監督が『代わりの10番は豪太がいい』と言ってくれて驚きました」と、時期エースとして大きな期待を込めての選択だった。
その期待に山口は見事に結果で応えた。右サイドハーフとしてプレーすると、8分、「ラヴィーダでもやっていた」という前線からの激しいプレスでボールを奪い取ると、そこから独特のテンポを刻むドリブルで2人のDFをかわして先制弾を叩き込んだ。
3月21日に行なわれたJヴィレッジカップ最終日の昌平対U-17日本代表の試合で、大車輪の活躍を見せたのは、4月から中3となる昌平のMF山口豪太だ。
彼は昌平の下部組織であるFCラヴィーダの10番。昨年は2年生エースとして高円宮杯U-15で決勝進出の立役者となり、サガン鳥栖U-15との決勝で敗れはしたが、豪快な左足のシュートを決めるなど、大きな存在感を示した。
そして冒頭のU-17代表戦で、山口は初めて高校の正式な試合に出場を果たした。大会のメンバーにはエントリーされていたが、20日まではラヴィーダの活動を優先。21日がラヴィーダの活動がオフだったこともあり、福島入りをしていきなりスタメンに抜擢されたのだった。
しかも背負った番号は10番。高校の10番である荒井悠汰が内定しているFC東京に帯同しているため空き番号だったが、「藤島(崇之)監督が『代わりの10番は豪太がいい』と言ってくれて驚きました」と、時期エースとして大きな期待を込めての選択だった。
その期待に山口は見事に結果で応えた。右サイドハーフとしてプレーすると、8分、「ラヴィーダでもやっていた」という前線からの激しいプレスでボールを奪い取ると、そこから独特のテンポを刻むドリブルで2人のDFをかわして先制弾を叩き込んだ。
山口の勢いは止まらない。12分には再びドリブルで2人の間を割って入ってFKを獲得。34分には味方とのワンツーでチャンスを作ると、37分にはアウトサイドを使ったドリブルで2人を抜き去って左サイドをえぐった。
後半になっても山口のドリブルの脅威は収まらない。61分には右サイドから高速フェイントで2人をかわし、GKと1対1に。シュートはGKのファインセーブに阻まれたが、74分に交代を告げられるまで、昌平のチャンスメーカーとして存在感を放った。
相手は2学年上。フィジカル的な差もあるなかで、それを感じさせないどころか、逆に圧倒するシーンを多く見せつけるなど、まさに驚きの連続だった。
後半になっても山口のドリブルの脅威は収まらない。61分には右サイドから高速フェイントで2人をかわし、GKと1対1に。シュートはGKのファインセーブに阻まれたが、74分に交代を告げられるまで、昌平のチャンスメーカーとして存在感を放った。
相手は2学年上。フィジカル的な差もあるなかで、それを感じさせないどころか、逆に圧倒するシーンを多く見せつけるなど、まさに驚きの連続だった。