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「期待が大きいだけに不満が出ている」久保建英の“リアル評”をマジョルカ番記者に訊く!「イ・ガンインを起用すべきという声も…」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

エレナ・ガルシア

2022年03月14日

「指揮官がとりわけ強く要求しているのが…」

久保の課題を地元紙の番記者が指摘した。(C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 ファン、クラブ、そして私を含めたマジョルカを追いかける番記者は、数週間前からタケ・クボ(久保建英)がチームにもっと多くのものをもたらすことを要求している。来シーズン、レアル・マドリーのユニホームを着るという目標を叶えたいのであれば、なおさらそのもう一歩を踏み出す必要がある。

 マジョルカが、昨夏に大金を投じてタケをレンタルで獲得したのは周知の通り。決定的な働きを見せてチームの残留に手を貸してほしいという願いからだった。しかしここまで印象に残るパフォーマンスを披露した試合は散発的にとどまり、シーズンをトータルで評価すれば、とりわけ継続性という点で不満が残る。

 その継続性という点で格好のモデルケースとなるのが、26節のバレンシア戦(マジョルカが0-1で敗戦)だ。立ち上がりから爆発的なスピードが冴えわたり、持ち前の攻撃センスを発揮。足下にボールを収めると果敢にドリブルを仕掛け、疲れを知らずに味方にパスを要求した。フィニッシュの精度を欠き得点に絡む仕事を見せることはできなかったとはいえ、今シーズン最高といっていい内容だった。

 ただ続くレアル・ソシエダ戦、セルタ戦では、相手に脅威を与える存在となれず、継続性も希薄だった。もちろんタケが輝くことができなかったのは、チーム全体の低調なパフォーマンスの裏返しでもある。結果的に自陣に戻る時間が増え、守備面での貢献度の低さを露呈した。

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 今シーズン、タケと右サイドでコンビを組む機会が多いのがパブロ・マッフェオだ。縦への推進力が売りのサイドバックだが、ルイス・ガルシア・プラサ監督はその持ち味を封印させ、攻撃参加の自重を命じている。ボールロスト後に相手チームに右サイドを狙われるシーンが続いたことで講じている対策であり、その指示の背景にはやはりタケの守備の弱さが関係している。

 タケの最近のパフォーマンスに対するルイス・ガルシア監督、私たち番記者、ファンの不満はもはや公然の事実になっている。指揮官がとりわけ強く要求しているのが、フィニッシュワークの改善だ。

 実際、タケはドリブルでマーカーを置き去りにし、ゴール前まで持ち込むことはできている。問題はゴールに近づくにつれ、最適な判断を下せない傾向が顕著であること。ルイス・ガルシア監督が指摘するようにその点を改善できれば、継続性という点でも印象はグッと変わってくるはずだ。
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