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中国最大の体育大会で全国優勝!成果を見せ始めた「岡田メソッド」、YouTubeコンテンツ化に踏み切った岡田武史氏の想いに迫る!

カテゴリ:Jリーグ

大中祐二

2022年02月16日

強いと思われていたザックジャパンは、なぜブラジルW杯で崩れてしまったのか?

FC今治のオーナーを務める岡田氏。今回岡田メソッドをYouTubeコンテンツにした想いや意図を語った。(C) FC.IMABARI

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――2019年12月に書籍として出版された『岡田メソッド』(英治出版)が、昨年12月からYouTubeのコンテンツ『岡田メソッドTV』として展開されるようになりました。「岡田メソッド」という呼び方はキャッチーで、スッと入ってくる印象です。そもそも、どういういきさつでこの名前に落ち着いたのですか?

「出発点は、主体的にプレーする自立した選手を育てなければ、日本はワールドカップでベスト8以上に行けないという危機意識でした。そういう選手を育てるためにプレーモデル、プレーの原則集を作ろうとなったとき、僕の知り合いが『バイオリンのスズキ・メソード(※)のようなものですね』と言ったんです。それで、『なるほど、そうかもしれんね。じゃあ、こちらは岡田メソッドだ』と。あまり深く考えずに決めた気がします(笑)」

(※20世紀の音楽家・鈴木鎮一によって確立され、世界に広まった音楽指導法)
【画像】2022 J1リーグ各チームの開幕予想布陣!
――始まりは2014年、当時、FCバルセロナのアカデミーでメソッド部長を務めていたジョアン・ビラ氏との出会いだったそうですね。

「ブラジル・ワールドカップが終った後でした。僕はザッケローニの日本代表は、ものすごく強いチームだと思っていたんです。彼と友だちだということを抜きにしてもね。

 ところが初戦のコートジボワール戦で1-2と逆転負けすると、ガタガタッと崩れてしまった。Jリーグができて、外国から指導者もやってきて、選手の判断も重視されるようになりました。それなのに、日本を代表する選手たちですら土壇場になると崩れてしまう。

 なぜなんだろうといろいろ思っていたときに、日本サッカー協会から『ジョアン・ビラという人物が来日していて、岡田さんに会いたがっている』と連絡が入ったんです。会ってみると、やたら理論の話ばかりする。最初はピンと来ませんでした。しかし彼が『スペインにはプレーモデル、プレーの原則があって、16 歳までに落とし込んで、後は自由にプレーさせる』と言ったのを聞いて、がぜん興味がわいてきました。

 日本は逆だったんですよ。選手に判断させなきゃいけないから、子どものうちは教えすぎるな、と。高校生くらいから、ようやく戦術という形で対応策を教えることになる。

 もしかすると、ここが大きな違いなんじゃないかと考えたんですね。日本もプレーモデル、原則を16歳くらいまでに落とし込み、その後は自由にさせるやり方をしたら、主体的にプレーする自立した選手が出てくるんじゃないか。そう、思い始めたわけです。

 思い始めたら、どうしてもやってみたくなった。いろいろなところで言っているうちに、複数のJクラブから『岡田さんに全権を任せるから』と言ってもらえたんです。

 しかし、やるからにはすでに出来上がっている育成組織、指導体制を、一度まっさらにしなければなりません。それは、これまでやってきたことを否定することでもある。そういうネガティブなことにエネルギーを費やすくらいなら、10年かかってもいいから一から作りたいと考えていました。

 ちょうどそんなとき、早稲田大学時代の先輩に『面白い。うちでやってみろ』と紹介されたのが、先輩が持っておられた当時は四国リーグアのマチュア・チーム、FC今治だったんです。『ただし、株式の51パーセントを取得しろ』ということで、気がつけばオーナーになっていました。

 当初は1年で作る予定だった岡田メソッドですが、結局、4年かかりました。ジョアン・ビラをアドバイザーに迎え入れ、1年でいったんはそれなりのものができたんですが、結局はバルサのコピーでしかなくて。それで壊しては作り直し、また壊しては作り直し…という作業を繰り返して、ようやくできたんです。

 ただ、すばらしいものができたというより、作ったけれど、やってみないと分からないぞ、というのが正直なところでした。それでもFC今治、提携している中国の杭州緑城で岡田メソッドを使い始めると、効果が出始めたんですね。『これは行けそうだ』となったとき、『知的財産としてキープするためにも、本にして出版した方がいいですよ』とアドバイスされて、2019年に書籍化したんです」

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