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選手権は初戦敗退…流経大柏が悔しさからのリスタート!「歴代最強の青森山田」から受けた刺激とは?

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2022年02月01日

初戦敗退は16年ぶり「情けなかった…」

新シーズンの流経大柏を牽引するGKデューフとDF大川。選手権での悔しさを糧に巻き返しなるか。写真:安藤隆人

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「あっという間に終わってしまった」

 流通経済大柏の新キャプテンに就任したDF大川佳風は、3年ぶりの出場を果たした選手権についてこう口にした。プレミアEASTを戦い抜いて優勝候補に挙げられていたが、初戦の近大和歌山戦で開始早々の8分で1点を先行するものの、その後のチャンスを決め切れず、64分に左サイドを崩されて同点ヘッドを浴びてしまった。前後半合わせて19本のシュートを浴びせるもゴールをこじ開けられないまま、PK戦にもつれ込むと、2人が失敗した流経大柏に対し、1人の失敗にとどめた近大和歌山が2回戦進出を決めた。

 大川と共に2年生でピッチに立っていたGKデューフ・エマニエルも、「終盤の失点は相手が上がってきて、2枚中にいることは見えていた。DFが1人食いついてしまったことで、2vs1の数的不利になって、そこでコーチングを的確にできなかった。構えていたらピンポイントのクロスが入ってきて、もうノーチャンスのゴールになってしまった。初戦敗退は16年ぶりで情けなかったし、このチームで初戦敗退かと全国の厳しさを味わいました」と振り返る。
 
 この悔しさを胸に、新チームが立ち上がった。

「僕らが負けた後の選手権は正直見たくなかったですが、新国立でプレーする姿は羨ましかった。だからこそ、今年は勝ちたい。青森山田とは今すぐにでも戦って、今年は自分たちが上だと示したいんです」

 昨年、青森山田とはプレミアEASTで2回、7月の和倉ユースで1回、共にベストメンバーで戦った。結果は0-3、0-2、0-4の3連敗で1点も取ることができなかった。それだけに今年は青森山田に勝ち切ることが、望むべき結果を手にする一番の尺度であると捉えている。

「もちろん青森山田だけではなく、大津、静岡学園の上に行かないと日本一は取れません。ただ、ここ最近は青森山田が横綱というか、強いと注目されているので、そろそろ僕らが勝ち切ることで、『強い流通経済大柏』を取り戻さないといけないと思っているからこそ、三冠を達成した後の青森山田を倒すことは、いいモチベーションになります」(大川)
 
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