初戦敗退は16年ぶり「情けなかった…」
「あっという間に終わってしまった」
流通経済大柏の新キャプテンに就任したDF大川佳風は、3年ぶりの出場を果たした選手権についてこう口にした。プレミアEASTを戦い抜いて優勝候補に挙げられていたが、初戦の近大和歌山戦で開始早々の8分で1点を先行するものの、その後のチャンスを決め切れず、64分に左サイドを崩されて同点ヘッドを浴びてしまった。前後半合わせて19本のシュートを浴びせるもゴールをこじ開けられないまま、PK戦にもつれ込むと、2人が失敗した流経大柏に対し、1人の失敗にとどめた近大和歌山が2回戦進出を決めた。
大川と共に2年生でピッチに立っていたGKデューフ・エマニエルも、「終盤の失点は相手が上がってきて、2枚中にいることは見えていた。DFが1人食いついてしまったことで、2vs1の数的不利になって、そこでコーチングを的確にできなかった。構えていたらピンポイントのクロスが入ってきて、もうノーチャンスのゴールになってしまった。初戦敗退は16年ぶりで情けなかったし、このチームで初戦敗退かと全国の厳しさを味わいました」と振り返る。
流通経済大柏の新キャプテンに就任したDF大川佳風は、3年ぶりの出場を果たした選手権についてこう口にした。プレミアEASTを戦い抜いて優勝候補に挙げられていたが、初戦の近大和歌山戦で開始早々の8分で1点を先行するものの、その後のチャンスを決め切れず、64分に左サイドを崩されて同点ヘッドを浴びてしまった。前後半合わせて19本のシュートを浴びせるもゴールをこじ開けられないまま、PK戦にもつれ込むと、2人が失敗した流経大柏に対し、1人の失敗にとどめた近大和歌山が2回戦進出を決めた。
大川と共に2年生でピッチに立っていたGKデューフ・エマニエルも、「終盤の失点は相手が上がってきて、2枚中にいることは見えていた。DFが1人食いついてしまったことで、2vs1の数的不利になって、そこでコーチングを的確にできなかった。構えていたらピンポイントのクロスが入ってきて、もうノーチャンスのゴールになってしまった。初戦敗退は16年ぶりで情けなかったし、このチームで初戦敗退かと全国の厳しさを味わいました」と振り返る。
この悔しさを胸に、新チームが立ち上がった。
「僕らが負けた後の選手権は正直見たくなかったですが、新国立でプレーする姿は羨ましかった。だからこそ、今年は勝ちたい。青森山田とは今すぐにでも戦って、今年は自分たちが上だと示したいんです」
昨年、青森山田とはプレミアEASTで2回、7月の和倉ユースで1回、共にベストメンバーで戦った。結果は0-3、0-2、0-4の3連敗で1点も取ることができなかった。それだけに今年は青森山田に勝ち切ることが、望むべき結果を手にする一番の尺度であると捉えている。
「もちろん青森山田だけではなく、大津、静岡学園の上に行かないと日本一は取れません。ただ、ここ最近は青森山田が横綱というか、強いと注目されているので、そろそろ僕らが勝ち切ることで、『強い流通経済大柏』を取り戻さないといけないと思っているからこそ、三冠を達成した後の青森山田を倒すことは、いいモチベーションになります」(大川)
「僕らが負けた後の選手権は正直見たくなかったですが、新国立でプレーする姿は羨ましかった。だからこそ、今年は勝ちたい。青森山田とは今すぐにでも戦って、今年は自分たちが上だと示したいんです」
昨年、青森山田とはプレミアEASTで2回、7月の和倉ユースで1回、共にベストメンバーで戦った。結果は0-3、0-2、0-4の3連敗で1点も取ることができなかった。それだけに今年は青森山田に勝ち切ることが、望むべき結果を手にする一番の尺度であると捉えている。
「もちろん青森山田だけではなく、大津、静岡学園の上に行かないと日本一は取れません。ただ、ここ最近は青森山田が横綱というか、強いと注目されているので、そろそろ僕らが勝ち切ることで、『強い流通経済大柏』を取り戻さないといけないと思っているからこそ、三冠を達成した後の青森山田を倒すことは、いいモチベーションになります」(大川)