ラ・リーガは第18節を終え、前半戦が終了。1試合消化が多いレアル・マドリーが2位のセビージャに8ポイント差をつけ、首位を快走している。『ワールドサッカーダイジェスト』によるベスト11でも、そのマドリーから最多の5人を選出。セビージャから2人、3位のベティスから2人と好調の“アンダルシア勢”から4人をセレクトした。
―――◆――◆―――
【動画】名手オブラクとの駆け引きに勝利! 久保建英が決めた独走ドリブルからの劇的股抜き弾
スペイン代表に招集されても不思議ではないほど高次元のプレー
GKのティボー・クルトワは(レアル・マドリー)、チームの守備が安定していない中でも好パフォーマンスを維持している点が特筆に値する。
DFラインは、スペイン代表に招集されても不思議ではないほど高次元のプレーを見せているダビド・ガルシア(オサスナ)と、マドリー加入直後から万能ぶりを発揮しているダビド・アラバがCBコンビを組み、ガッツとスキルを兼ね備えたマルコス・アクーニャ(セビージャ)と守備力が向上したパブロ・マッフェオ(マジョルカ)が両サイドを固める。
ボランチ2枚は、正確なパスと明晰な頭脳が冴え渡るトニ・クロース(R・マドリー)と、高度な戦術眼の持ち主フェルナンド(セビージャ)の組み合わせ。
新たなラ・リーガの顔となったヴィニシウス・ジュニオール(R・マドリー)、ベティスの躍進を支えるフェキル&ファンミが2列目を形成し、CFには得点ランクのトップを快走するベンゼマ(R・マドリー)が入る。
文●下村正幸
※『ワールドサッカーダイジェスト』2022年1月6日号より転載・加筆
【関連写真】「めっちゃ良い写真!」劇的弾を決め、どや顔でポーズをとる久保とその横でピッチを叩いて悔しがるオブラク
【動画】「最高やん」「バカかっこいい」とファン興奮!久保とイ・ガンインが絡んだ“激アツ”シーン