10月19日のヨーロッパリーグ・グループステージ第３節で、フェレンツバロシュ相手に古橋亨梧が先制点を挙げ、セルティックを２-０勝利に導いた試合で、ひとりの少女が注目された。

　スタンドで抱きかかえられながらゴールを喜ぶ古橋に手を振っていたその少女の頭には、日の丸のヘッドバンドが巻かれていた。それから１か月。再びこの少女にスポットライトが当てられている。

　11月23日、セルティックは公開されたクリスマスムービーに、この４歳の少女ハーパーちゃんとその家族が出演したことを明かした。「キョウゴの小さな最大のファン」と題した記事で、クラブがハーパーちゃん家族に出演を依頼し、招待したことを伝えている。

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　これを受け、クラブ公式ツイッターの投稿には、ファンから次々と賛辞が寄せられた。

「ファンタスティックな計らい」
「見事」
「美しい魔法」
「夢の出来事」
「これ以上の完璧はない」
「こんなスイートなの見たことがない」

　サッカーサイト『THIS IS FOOTBALL』は、これらを伝える記事の中で、「キョウゴは多くのセルティックファンのお気に入りとなったようだが、スコットランドでの生活への適応ぶりを考えれば驚きではない」と締めくくった。

　クラブ公式サイトで、古橋自身も「クリスマスムービーへの初参加は本当に楽しかったです！とても楽しいディレクターを含め、素晴らしいチームと良い仕事ができました。映像を見るのが本当に楽しみです」とコメントを寄せている。

　加入してから公式戦19試合で13得点とゴールを量産し、一躍セルティック・サポーターのアイドルとなった古橋。さらなる活躍でファンからの人気もますます高まるのを願うばかりだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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