リバプールのユルゲン・クロップ監督は11月５日、ロベルト・フィルミーノがハムストリングの重傷を負ったことを明らかにした。離脱期間は分からないとしており、現地メディアによれば、復帰には少なくとも４週間が必要になる見込みだ。

　このブラジル代表FWの離脱で注目されるのが、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ディオゴ・ジョッタの３人を支えるバックアッパーの存在だ。ディボック・オリギ、そして南野拓実の出場機会が増えるかもしれないとの声が上がるのは当然だろう。

　リバプール専門サイト『EMPIRE OF THE KOP』は、フィルミーノの負傷が発表されたのを受け、SNSでは以下のようなサポーターの声があると紹介した。

「フィルミーノ負傷は大きな痛手だが、ミナミノを解き放つ時だ」

「ジョッタが素晴らしいだろうし、出場機会が増えるのはミナミノにとって有益でしかない。アフリカ・ネーションズカップに向けた良い準備となる」

「サラーとマネがアフリカ・ネーションズカップでいなくなり、フィルミーノはハムストリングに『重傷』。オレたちは１月、アタッカーに投資する必要がある」

「他選手にとってはチャンスだ。ミナミノは必要なときに良さげだったし、アレックス・オックスレイド＝チェンバレンは特にアトレティコ・マドリーとの２試合ともそうだった」

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　フィルミーノを失ったものの、チャンピオンズ・リーグ（CL）のグループステージ首位通過を決めたことで、リバプールは当面プレミアリーグに専念できる。裏を返せば、CLは出場機会をうかがう選手たちにとってチャンスになるだろう。

『ROUSING THE KOP』は、CLでの出場機会が期待できる５選手をピックアップ。ジョー・ゴメス、オリギ、オックスレイド＝チェンバレン、コスタス・ツィミカスとともに南野を取り上げた。

「彼はまだまだやれると考える。ただ、リバプールのスタイルが彼に合うとは確信できない。フィリッペ・コウチーニョ退団以降、クロップが攻撃的MFを使うのはまれだった。ミナミノが生きるのはまさにそこ、ライン間だ。クロップが攻撃的MFの役割をテストしたいのなら、ミナミノに出場機会を与えるべきだろう」

　南野はピッチに立つ機会を増やし、結果を残してアピールすることができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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