【第1S総括】攻撃、守備、采配、すべてを低く評価せざるを得ない。
J1第1ステージは浦和の無敗優勝で幕を閉じたが、前半戦の17試合を全18チームはいかに戦ったのか?
『サッカーダイジェスト』の各チーム担当記者が、6月27日で最終節を迎えた第1ステージを振り返り総括するとともに、第2ステージに向けた各チームの動きと見どころを解説する。
――◆――◆――
清水エスパルス
第1S成績:18位 勝点:13 3勝4分10敗 22得点・32失点
ポイント1)第1ステージの出来を点数で表わすと?
10点
3バックが板についてきた第1ステージの後半戦は、確かに内容の良いゲームが多かった。快勝を収めた川崎戦以外でも、石毛や水谷ら若手が躍動し、中盤の主導権を握る時間帯も目立った。ただし、肝心なところで決め切れず、守り切れない。勝点を逃がしたのは攻守の勝負弱さゆえだ。
また、試合の後半に差し掛かると足が止まって劣勢を強いられる、もしくは反撃の力が残っていないなど、90分間のマネジメントにも疑問が残る。攻撃、守備、そして監督の采配、すべてを低く評価せざるを得ないだろう。
ポイント2)第1ステージのチームMVPは?
ピーター・ウタカ
7ゴールを挙げた大前と迷ったが、圧倒的なフィジカルで前線に起点を作った助っ人を選出。ただし、決定的なチャンスでシュートを外すシーンも少なくなく、第2ステージでのさらなる奮起に期待だ。
ポイント3)第2ステージでの巻き返しや台頭が期待される選手は?
石毛秀樹
前述の川崎戦で2ゴールを挙げ、その後も好パフォーマンスを維持。ようやく覚醒の感が漂い始めた“王国の至宝”を、巻き返しのキーマンに挙げたい。攻守で貢献できる万能性のほか、ミドルやFKなど飛び道具を備える点でも他の選手にない魅力がある。
『サッカーダイジェスト』の各チーム担当記者が、6月27日で最終節を迎えた第1ステージを振り返り総括するとともに、第2ステージに向けた各チームの動きと見どころを解説する。
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清水エスパルス
第1S成績:18位 勝点:13 3勝4分10敗 22得点・32失点
ポイント1)第1ステージの出来を点数で表わすと?
10点
3バックが板についてきた第1ステージの後半戦は、確かに内容の良いゲームが多かった。快勝を収めた川崎戦以外でも、石毛や水谷ら若手が躍動し、中盤の主導権を握る時間帯も目立った。ただし、肝心なところで決め切れず、守り切れない。勝点を逃がしたのは攻守の勝負弱さゆえだ。
また、試合の後半に差し掛かると足が止まって劣勢を強いられる、もしくは反撃の力が残っていないなど、90分間のマネジメントにも疑問が残る。攻撃、守備、そして監督の采配、すべてを低く評価せざるを得ないだろう。
ポイント2)第1ステージのチームMVPは?
ピーター・ウタカ
7ゴールを挙げた大前と迷ったが、圧倒的なフィジカルで前線に起点を作った助っ人を選出。ただし、決定的なチャンスでシュートを外すシーンも少なくなく、第2ステージでのさらなる奮起に期待だ。
ポイント3)第2ステージでの巻き返しや台頭が期待される選手は?
石毛秀樹
前述の川崎戦で2ゴールを挙げ、その後も好パフォーマンスを維持。ようやく覚醒の感が漂い始めた“王国の至宝”を、巻き返しのキーマンに挙げたい。攻守で貢献できる万能性のほか、ミドルやFKなど飛び道具を備える点でも他の選手にない魅力がある。