加部 究 新着記事

【日本代表】小林祐希の原点<2> 天才少年の心に響いたヴェルディの本物志向と殺気立つほどの…

「あの天才少年、なんていう名前でしたっけ?」  取材で対面している都並から、そう聞かれたのは、シドニー五輪から4年後のことだった。「その子、ウチ(東京ヴェルディ)が獲りに行っていますよ」  祐希は小... 続きを読む

小林祐希の原点<1> 幼稚園でリフティング1000回超! 卒園時に「日本代表になる」

 2016年に日本代表デビューと海外移籍を実現させた小林祐希。すべてをサッカーに懸け、ブレずに信じた道を突き進んだ彼は、その負けん気の強さとたゆまぬ努力によって、夢を現実に変えてきた。まさに「有... 続きを読む

【識者の視点】迷走の発端はアギーレ? 岡田采配を否定しハリルを雇う矛盾が明らかにする中長期的課題とは

 あるJリーグの監督が、現在の世代交代の遅れを招いたのは、ハビエル・アギーレだと指摘していた。 「一時的にチーム力は落ちるかもしれないけれど、アギーレが大胆な世代交代を図らなければいけなかった。逆... 続きを読む

【識者の視点】発想の軸がリアクションの指揮官の下で日本代表は軌道修正できるか

 日本の選手たちは、身体をぶつけて競い合う意識が希薄でフィジカルが強くない。それは歴代の日本代表監督に限らず、すでに来日した多くの指導者や選手たちが指摘してきた。欧州から駆けつける選手のコンディ... 続きを読む

親目線の育成論――幼少期の小林祐希と接して分かったこと

 かつてお父さんコーチとして小林祐希と接し、実子がプロ経験者というスポーツライターの加部究氏は、「プロフットボーラーの育て方」をどう考えているのか。実体験を基に、親目線から独自の見解を示してもら... 続きを読む

宇佐美貴史、柴崎岳、小林祐希、宮市亮――プラチナ世代に迫る”ラストチャンス”

 キリンカップの日本代表メンバーに小林祐希が初招集されたことで、再び脚光を浴びているのが、92年生まれの「プラチナ世代」だ。宇佐美貴史や柴崎岳など多彩な才能がひしめくが、しかし期待値が高かった分... 続きを読む

リオ五輪代表にオーバーエイジは必要か?本田、長友、香川ら北京五輪世代に見る功罪

 23歳以下の選手だけで編成された北京五輪代表は、3戦全敗でグループリーグ敗退の憂き目に遭った。だがこの惨敗を糧に覚醒したのが本田であり、香川だった。ほかにも長友、吉田ら北京組がA代表の中核を担... 続きを読む

Jで輝く『バンディエラ』。中村憲剛や中村俊輔、小笠原満男らが生み出す美徳と別格のスリリング

 イタリア語で「旗頭」を意味するバンディエラ。長年ひと筋で尽くし続け、チームの顔と言える選手だが、24年目を迎えたJリーグでもそうした選手が確かな存在感を見せている。日本では代表クラスの海外移籍... 続きを読む

【日本代表コラム】Jで最も点を取る男「大久保嘉人」は代表に必要ないのか!?

 3年連続でJリーグ得点王を獲得し、今季も8節終了時で5ゴールとコンスタントな結果を残している。いま、日本国内で大久保嘉人を差し置いて得点を期待できる選手は他にいないだろう。しかし、現実には33... 続きを読む

ある天才少年の今――幼稚園時から名波浩にも似た才気を放ったレフティが、荒波を乗り越えて見据える場所

 足もとにサッカーボールを置いた少年が、そびえ立つ高木を見上げる。ディレクターは、サッカー少年が世界の頂を夢見るイメージを描こうとしたはずだ。  16年前のシドニー五輪最終予選、日本が本大会出場... 続きを読む

【コラム】左足1本で日本人を翻弄――。クライフがアマ時代の日本に蒔いた「憧れ」という種

 もう20年近く前のことだが、日本の記者やカメラマン連中が集まってプレスチームを結成した。親睦会のような試合をこなすだけなので「背番号は自由」と決まったら、腹の出た14番が溢れることになった。そ... 続きを読む

【識者の視点】岡崎、原口らが貫くクラブでのスタンダード。2次予選の相手にも欧州組が重視される理由

 4年に1度のワールドカップがトレンド転換を確認する場だったのは、せいぜい1980年代までだろう。  亡くなったヨハン・クライフがキャプテンとして統率するオランダがトータルフットボールで席巻した1... 続きを読む

【識者の視点】なでしこの敗退、U-23の勝利からフル代表はなにを教訓とすべきか?

 五輪予選は男女が対照的な立場で臨み、完全に明暗を分けた。  世界の舞台で3大会連続して決勝進出を果たしていた女子は、少なくともアジア大陸内では本命視されていた。ただしランキングや実績は最上位でも... 続きを読む

中村俊輔、本田圭佑、柴崎岳らが背負う"ナンバー10の使命"――ジーコ元日本代表監督が、中村を使い続けた理由とは

 J1リーグのピッチが時代の移り変わりを告げている。今年に入って新しく10番を背負った選手たちが6人も躍動したからだ。  10番はチームの看板である。それはなでしこジャパンを見れば分かりやすい。長... 続きを読む

【日本代表】2次予選で優先すべきは国内組の掘り起し。香川や岡崎が駆けつけても、誰の利益にもならない

 ハリルホジッチ監督は、本田、長谷部、酒井宏、吉田と右寄りの4人を除き、無得点に終わった埼玉でのホームゲームから7人を入れ替えて臨んだ。  ただしスコアが3-0と進化した以外に大きな変化はないし、... 続きを読む

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