2016年12月16日
【蹴球日本を考える】手堅く勝って無傷で帰国したいレアル。鹿島はジーコの精神を発揮できるか
これぞ横綱相撲。盤石の試合運びで、レアル・マドリーが決勝進出を決めた。 彼らは前夜の南米王者のような過ちは犯さなかった。 ナシオナルは立ち上がりから全力で鹿島を潰しにかかったが、思い通りの展開... 続きを読む
2016年12月16日
【蹴球日本を考える】手堅く勝って無傷で帰国したいレアル。鹿島はジーコの精神を発揮できるか
これぞ横綱相撲。盤石の試合運びで、レアル・マドリーが決勝進出を決めた。 彼らは前夜の南米王者のような過ちは犯さなかった。 ナシオナルは立ち上がりから全力で鹿島を潰しにかかったが、思い通りの展開... 続きを読む
2016年12月15日
【蹴球日本を考える】レベル差は明白。南米王者を相手に大敗もあり得た鹿島の勝因とは?
鹿島が大金星を挙げた準決勝を、CB昌子の言葉から振り返ってみたい。 「0-5になってもおかしくないと思った」 猛攻にさらされた前半の心境を、彼はこう明かした。「もう必死で、どこが危ないのかも分か... 続きを読む
2016年12月12日
【蹴球日本を考える】敵将も賞賛! 鹿島が見せた“日本らしさ”が明暗を分ける
まったく奇妙なゲームだった。 前半はマメロディ・サンダウンズが一方的に鹿島を攻め立て、GK曽ケ端は右へ左へ忙しく跳び続ける羽目に。0-0で折り返したのが奇跡のような劣勢だった。 ところが後半に... 続きを読む
2016年12月12日
【蹴球日本を考える】問題処理能力の高いクラブ・アメリカが見せた敵の懐に潜り込む術
クラブ・アメリカが全北現代を逆転した一戦は、とてもいいゲームだった。吹田スタジアムに足を運んだ1万4587人は、サッカーの魅力と勝負の醍醐味を存分に堪能したに違いない。 異なるスタイルが正面か... 続きを読む
2016年12月04日
チャンピオンシップの3試合は、いずれもアウェーチームが勝利を収め、最後に年間3位の鹿島がシャーレを掲げることになった。 埼玉スタジアムでの最終決戦は、鹿島が勝ったというより、浦和が負けた試合の... 続きを読む
2016年11月30日
【蹴球日本を考える】鹿島での一戦はJリーグの宣伝になったのか?
浦和が先勝したチャンピオンシップ決勝第1戦は、日本一を決める試合としては物足りないものだった。 いい試合にならなかったのは、挑戦者である鹿島がいいところを出せなかったからだ。 第1ステージを制... 続きを読む
2016年11月24日
【蹴球日本を考える】「秘伝のたれ」のような鹿島の変わらぬ味。川崎は作り上げた味を守れるか?
1-0で川崎を退けた鹿島を見て、脳裏に甦った試合がある。いまから16年前、旧国立競技場で行なわれた第2ステージ最終節の柏戦だ。 それはJリーグ史上初めて、最終節で勝った方がステージ優勝を決める... 続きを読む
2016年11月23日
【日本代表】アジアのブラジルではなくなった日本。ハリルが目指すのはウルグアイだ
年内最後のゲームとなったサウジアラビア戦で、私はハリルホジッチ監督を見直すことになった。 いままで私は、この監督を評価していなかった。前任者のザッケローニやアギーレに比べて、何がしたいのかが見... 続きを読む
2016年11月16日
【蹴球日本を考える】本田、香川の先発落ちとボール支配の劣勢。それでも勝った日本代表の文化が変わりつつある!?
サウジアラビア戦の勝利には、ふたつの意味がある。 ひとつは本田、香川、岡崎というベテラン勢を先発から外して、勝利を得たということ。実績か、それとも調子か――。ハリルホジッチ監督は後者を選んで、... 続きを読む
2016年11月12日
【蹴球日本を考える】本田ではなく清武がオマーン戦を掌握したことの意味
対戦相手の実力に物足りなさは残ったが、それでもオマーン戦は意味のある試合となった。 2ゴールを決めた大迫を筆頭に、代表デビューを飾った永木、代表初ゴールを決めた小林らが持ち味を発揮したからだ。... 続きを読む
2016年10月07日
連載|熊崎敬 【蹴球日本を考える】いまの日本代表に「美しさ」を望めないのはなぜ?
80分を過ぎたあたりから、記者席近くのファンが次々と席を立ち始めた。気持ちは分かる。ゴールの予感がしないのだから。 だが、サッカーは最後の最後まで分からない。 速報サイトやスタジアムの大歓声で... 続きを読む
2016年10月02日
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】第2ステージ天王山。G大阪惨敗の要因はシステム的欠陥の放置にあり
第2ステージの天王山、浦和とG大阪の天王山は4-0という大差がついた。 この試合の勝敗を分けたもの、それは監督の指導力の差だ。 具体的にいえばG大阪、長谷川監督の戦術的センスの欠如が、この惨敗... 続きを読む
2016年09月26日
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】浦和相手に主導権を握っていた広島はなぜあっさりと崩れたのか
浦和3-0広島。スコアを見るとホームチームが圧勝したかのように思えるが、内容で勝っていたのは広島だった。 特に前半、広島はホームチームにほとんど何もさせなかった。 広島は自陣深目に5バックを敷... 続きを読む
2016年09月11日
連載|熊崎敬【蹴球日本を考える】底知れぬ大器。柏の19歳CBが吉田&森重の牙城を脅かす!?
第2ステージ後半戦となる9月にもなると、春先からそれぞれのチームが積み上げてきた成果が手に取るように見えてくる。 いい秋を迎えられそうなのが柏だ。 年間1位を快走する川崎を5-2と破った前節に... 続きを読む
2016年07月12日
現地取材ライターが選定! EURO2016の印象的な出来事10選
フランスの10都市を舞台に、約1か月にわたって激しい戦いが繰り広げられたEURO2016。最後に笑ったのは、初優勝を果たしたポルトガルだった。 世界中から注目されるビッグイベントだけに、今回も... 続きを読む