エル・パイス紙 新着記事

戦争、貧困、国外逃亡…マジョルカの“救世主”ムリチの知られざる壮絶なキャリアに迫る。「50人が一室でぎゅうぎゅう詰めで…」

 マジョルカの新ストライカー、27歳のコソボ代表FWヴェダト・ムリチは、戦乱のコソボからプロのサッカー選手になるまでの苦難の道のりを絞り出すように振り返る。 彼が戦火に見舞われたのは5歳の時。1... 続きを読む

「今ならメッシの契約を延長していたかもしれない」ラポルタ会長の“ワンマン体制”が復活したバルサ。内部で何が起きているのか?【現地評】

 リオネル・メッシを失い、チャンピオンズ・リーグのグループステージ敗退に追い込まれたバルセロナが、音楽ストリーミングサービス企業「スポティファイ(Spotify)」との巨額のスポンサー契約の発表... 続きを読む

なぜバルサは厄介者デンベレの“飼い殺し”を止めたのか。番記者が明かす騒動の顛末と方針転換した「3つの理由」【現地発】

 ウスマンヌ・デンベレを巡る去就問題は、今シーズンいっぱいまでの残留という形で一応の決着を見た。しかし実のところ、本人は周囲の喧騒もどこ吹く風といった印象で、騒動の間も笑顔を浮かべながら、練習に... 続きを読む

なぜシャビはアタッカー3枚を補強したのか。戦術的狙いと“求めた条件”を番記者が明かす【現地発】

 バルセロナはいくつかの課題を抱えている。昨年11月に監督に就任して以来、シャビがその中でも特に問題視していたのが攻撃力の不足だ。 アラベス戦(ラ・リーガ第22節)でもそれは明らかだった。バルサ... 続きを読む

リーガ制覇の立役者がまさかの評価急落…スアレスの生き残りを賭けた戦い【現地発】

 しばしば言われるように、サッカーにおいて記憶という概念が存在しないのであれば、ゴールを決め続けることでしか価値を示すことができないストライカーはなおさらである。 目下ラ・リーガで9試合ゴールか... 続きを読む

勝率はクラブ史上2位!ベティスを躍進に導いている名将の“流儀”。「全ての指摘が的を射ている」【現地発】

 ベティスの本拠地ベニート・ビジャマリンで試合が開催されるたびに「マヌエル、マヌエル、マヌエル・ペレグリーニ!」というチャントが鳴り響く。マヌエル・ペレグリーニ監督は熱狂的なベティスのファンの間... 続きを読む

「干渉しすぎない」指導官の下、“古くさい”サッカーで首位を走るマドリー。改善の余地があるポジションは…

 レアル・マドリーのサッカーはどこか古さを感じさせる。永遠性と言っていいかもしれない。それはビッグデータを活用しても、戦術用語を羅列しても理解することができないものだ。 ディフェンダーはゴールを... 続きを読む

全てのピースが噛み合っているマドリーと、有望な若手がいるが発展途上のバルサ。両チームの現状を比較【現地発コラム】

 レアル・マドリーは勝利を目指す際に詫びを入れることは決してない。サウジアラビアで開催されたスーペルコパ・でもそうだった。ゴールをスペクタクルなものにする個の力とリードを守り切り、救世主的なカウ... 続きを読む

「不思議にもシャビ体制でポゼッションの精度が低下」番記者が指摘したバルサの課題とは?「デパイは存在意義をなくし…」【現地発】

 レアル・マドリーとのライバル対決となったスーペルコパ準決勝の試合後だった。バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は、キング・ファハド国際スタジアムのロッカールームに入ると、延長戦の末に2-3で惜し... 続きを読む

「全盛期の動きには戻らない」バルサはなぜ構想外CBとの契約を延長したのか。その背景に迫る【現地発】

 バルセロナがサミュエル・ウンティティと2026年まで契約を延長した。しかし前回の契約更改時(2018年)のように、あるいは数か月前のペドリやアンス・ファティがそうだったように、セレモニーは開か... 続きを読む

わずか半年で3部からバルサへ。怖いもの知らずの20歳ドリブラー、アブデの知られざるキャリア【現地発】

 アブデ・エザルズーリは、ストリートというよりもバリオ(下町)出身の選手だ。7歳の時に両親と兄弟2人と一緒に北アフリカから移住したエルチェの貧困地区で育った。プレースタイルはまさに古典的なウイン... 続きを読む

モウリーニョからは糾弾…「シャイで淡白」と言われたベンゼマがマドリーの新たな“バンディエーラ”に【現地発】

 一般的に34歳はサッカー選手にとって衰えを見せる年齢だ。しかし12月にその年齢に達したカリム・ベンゼマはむしろキャリアの絶頂期を迎え、マドリーの中心選手にして、ラ・リーガの顔として君臨している... 続きを読む

衰えるどころか、年々パフォーマンスが向上…いまだに進化するモドリッチは“奇跡の36歳”だ【現地発】

 ルカ・モドリッチは年齢を感じさせない選手だ。いや、むしろ彼の中だけ時計の針が逆方向に回っているように、36歳になっても最後の一滴まで汗を振り絞って熟練の技を披露し続けている。 ラ・リーガ第17... 続きを読む

「正直、大半の選手が理解できていない」シャビが嘆いた“ポジショナルプレー”の喪失。なぜバルサは自らのサッカーを忘れたのか【現地発】

 バルセロナが自らのフットボールを忘れた。 2009年から2015年までバルサは世界の頂点に君臨していた。しかし2015年に最後にチャンピオンズ・リーグを制覇したのを境に、その独自のアイデンティ... 続きを読む

「使い物にならない」から「守備の要」へ――。マドリーの“寡黙なCB”ミリトンはいかにしてのし上がったのか【現地発】

 チャンピオンズ・リーグのインテル戦の最中だった。厳しさと慎重さをもって選手を品定めすることで知られるサンティアゴ・ベルナベウの観客が、その“詮索癖”を脇に置いて、エデル... 続きを読む

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