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最年少デビューを飾ったバルサの15歳FWラミン・ジャマル。U-17代表追放で注目、シャビ監督は「一時代を築く」【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

エル・パイス紙

2023年06月26日

15歳290日でラ・リーガデビュー

4月のベティス戦でトップデビューを飾ったジャマル。(C)Getty Images

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 ラミン・ジャマルは15歳の少年だ。ESO(日本の中学教育に相当する。12歳から16歳の4年間)の3年生で、ラ・マシア(バルセロナの下部組織の総称)で生活する51人のサッカー選手の中の1人である。ピッチを離れると、特別な存在というわけではない。時折ユーモアのセンスを発揮する程度で、普段は控えめ。友人たちとテーブルフットボールをするのが好きだ。

 ジャマルは2007年、バルセロナの近郊にあるアスプルガズ・ダ・リュブラガートで生を受けた。父はモロッコ人、母は赤道ギニア出身だ。その後、グラノジェルスやマタロ(いずれもバルセロナの郊外の町)と住む場所を転々とする中、7歳の時にバルサのカンテラに入団した。

 今年2月、ジャマルはU-17スペイン代表の宿中にダニ・ムニョス(アトレティコ)とヘスス・フォルテア(レアル・マドリー)とともに規律違反で追放されるというトラブルを起こしたことが発覚した。

 フレン・ゲレーロ監督の下で働くチームスタッフに嫌がらせの電話を掛けたというのが事の発端だった。ラ・マシアの関係者は驚いた。これまた最近、フベニールA(U-18)で4試合の出場停止処分を課されたとはいえ、ジャマルはこれまで叱責らしい叱責は1度しか受けたことがなかったからだ。

 しかし、この出来事はジャマルの注目度が高めるきっかけにもなった。トップチームの練習に何度か参加していることが明らかになり、そして極めつけは、ラ・リーガ第32節のベティス戦でクラブ史上最年少となる15歳290日でラ・リーガデビューを果たしたことだった。

【動画】本当に15歳?世界に驚きを与えたジャマルのデビュー戦
 シャビ監督はジャマルについてこうエールを送っている。「個性的で、生まれつきの才能を持っている。特に誰かに似ているということはない。いろいろな選手の特徴を備えている。1対1の突破力とラストパスに優れ、プレー強度が高く、怖いもの知らずだ。バルサで一時代を築くポテンシャルを秘めている」

 左利きで、タイプ的にはドリブラーだ。ユーティリティ性にも長け、左右ウイングに加え、CFとインサイドハーフもこなす。15歳は本来ならカデーテに相当する年齢だが、今シーズンここまで飛び級でフベニールAでプレー。今回もまたBチームを経由せずにカンプ・ノウに降り立った。
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