小宮良之 新着記事

セルティックに凌駕されながらも勝点3を奪ったラツィオ。“相手の嫌なプレー”を続けたイタリア強豪の極意 【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節、ラツィオは敵地で不出来な試合ながらイタリアのチームらしい地力の強さを見せ、2-1で劇的な勝利を収めている。 第2節、スコットランド王者... 続きを読む

10戦10発!勢いが止まらないマドリーMFベリンガム。尋常ではない技術、卓抜したフィジカル、戦術的天才性

 レアル・マドリードのイングランド代表MFジュード・ベリンガムの勢いが止まらない。 ベリンガムは昨シーズンまでの時点で、「次世代を担う若手」ではあった。ドイツのボルシア・ドルトムントで、攻守の主... 続きを読む

上田綺世が力を示すも...CLフェイエノールト戦で見せた“アトレティコの神髄”【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 チャンピオンズリーグ(CL)、第2節。過去10年で2度、CLファイナリストになっているアトレティコ・マドリーは、フェイエノールトを相手に苦しみながらも3-2と逆転で勝利を飾っている。 ディエゴ... 続きを読む

主導権を握る4-3-3、堅守速攻型の5-3-2、ペップの3-2-4-1... フォーメーションは形に過ぎない

 サッカーにおけるフォーメーションはしばしば、自分たちが優位か、不利か、で決定される。得点をできるだけ多くとるための編成か、失点をできるだけ少なくするための編成か、と置き換えてもいい。それは布陣... 続きを読む

フォーメーションという数字に囚われない。名将グアルディオラの深淵「監督がやっているサッカーの本質を見て欲しい」

 ジョゼップ・グアルディオラは、今や世界最高の名将と言って憚りがないだろう。 マンチェスター・シティを率い、とうとうクラブ史上初の欧州王者に押し上げた。二度目のファイナリストで悲願を成し遂げたわ... 続きを読む

VAR導入で、ジャッジの公平性は増したのか?あるが故に批判される事案も【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)導入で、ジャッジの公平性は増したのか? 控え目に言っても、問題の露出は以前よりも増した。 瞬間のコンタクトのあるスポーツであるサッカーでは、どうしても... 続きを読む

「東京五輪に強行出場したツケ」故障を繰り返すペドリ。16歳のヤマルには負担をかけるべきではない

 10代で注目を浴びるのは、危険が伴う。 スペイン代表でFCバルセロナ所属のペドリは、アンドレス・イニエスタに匹敵する才能の持ち主で、「世界最高のサッカー選手」となる筆頭候補の一人だろう。ボール... 続きを読む

昇格組でもボールを支配するサッカーにトライするスペイン。Jリーグでは「得策ではない」と...

 スペイン1部リーグ、ラス・パルマスの戦い方がじつに小気味よい。 2部からの昇格チームにかかわらず、どんな相手にも真っ向勝負を挑んでいる。ボールを握る強度は、ラ・リーガ屈指。ポゼッション率はリー... 続きを読む

“下克上”が続く混戦のJリーグ、拮抗の一因は人材流出。海外組増加で戦力差はつきにくい【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今シーズンのJ1リーグは、かつてないほど各クラブの力が拮抗している。 第25節は象徴的だった。首位を走る横浜F・マリノスが、残留争いの最中にある横浜FCに1-4で完敗。同じく優勝を争うヴィッセ... 続きを読む

なでしこJに大敗も、攻撃姿勢を貫いたスペイン。戦い方を曲げなかったことが世界制覇に繋がった【女子W杯】

 FIFA女子ワールドカップ、オーストラリア&ニュージーランド2023は、スペインが決勝でイングランドを1-0で破り、初めての優勝を飾っている。 スペインにとってイングランドは鬼門だった。昨年の... 続きを読む

なでしこジャパンはフィジカルの差で負けたのか。世界と互角に戦うには“武器”を磨くべき【小宮良之の日本サッカー兵法書】

「フィジカル的に強化すべき時が来た」 FIFAの公式サイトで、そんな記事が掲載されている。 女子ワールドカップ、準々決勝でスウェーデンに1-2と敗退した“なでしこジャパン&rdquo... 続きを読む

「暗いサッカー」“人気のない智将”ベニテスはなぜ2年目に失速するのか。選手が「嫌気が差した」と嫌悪した練習法とは?

「次の対戦相手はどのようなプレースタイルで、どこに弱点があって、何が武器か」 今や世界中のクラブに、分析(戦略)担当がいる。彼らは対戦相手を細かくスカウティングし、データを解析し、それを元に首脳... 続きを読む

相次ぐ有力日本人選手の“欧州流出”。「Jリーグの空洞化」を危惧する声もあるが、この流れを止めるべきではない【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 この夏、Jリーグの有力日本人選手の“欧州流出”が止まらない。 伊藤涼太郎(アルビレックス新潟→シント=トロイデン)、山本理仁(ガンバ大阪→シント=ト... 続きを読む

元神戸監督リージョはペップをたしなめた...試合中の指示は有効なのか「ベンチで叫ぶのは自分の仕事不足の証明」

「我々監督の仕事は練習場にある。そこであらゆる手を尽くし、試合に臨む11人を送り出す。トレーニングでやってきた成果は自ずとゲームで出る」 かつてヴィッセル神戸を率い、世界最高の監督と言えるジョゼ... 続きを読む

「欧州組は圧倒的に戦い慣れている」最先端にアップデートした森保ジャパン。4発快勝したペルー戦で真価が出た【小宮良之の日本サッカー兵法書】

 今年6月、日本代表はペルー代表を完膚なきまでに叩きのめしている。4-1というスコア以上に、サッカーの質で上回った。技術や体力以上に、戦術の成熟度というのか。プレッシング、トランジションといった... 続きを読む

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