松尾祐希 新着記事

高校世代No.1アタッカーの早すぎる終幕…多くの成功と挫折を味わった桐光学園のエース、西川潤が最後に見せた涙

 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、10番は視線を落とした。左上に巻かれたキャプテンマーク。それを外すと、憂いに満ちた表情で悔しさを噛み締めた。 仲間の前では絶対に泣かない――。 今までもそうだ... 続きを読む

「国見時代も含めて一番苦労した年」高校サッカーの名伯楽、小嶺忠敏監督が指導歴51年目の冬に掴んだ選手権の舞台

 今回で98回目を迎える全国高校サッカー選手権。令和最初の大会を制するのは果たしてどこか。青森山田が連覇を達成するのか、それとも昨冬ベスト4の尚志がリベンジを果たすのか。はたまた新興勢力が台頭す... 続きを読む

「県大会が一番難しい…」大苦戦の末に23年連続出場を決めた王者・青森山田。最激戦ブロックで強さは甦るか

 周囲からすれば「勝って当たり前」という認識を持たれ、県内のライバルたちは一泡吹かせてやろうと並々ならぬ闘志を燃やしてくる。それでも勝利を掴まなければならない。だが、青森山田はここ数年では見られ... 続きを読む

トルシエ監督率いるベトナムに大苦戦…若き日本代表が直面したアジア予選の厳しい現実

 2021年のU-20ワールドカップ出場を目指す戦いが始まった。次ラウンド進出は決めたものの、その船出は今後の航海に不安を抱かせる内容だった。 11月6日から11月10日までベトナムで行なわれた... 続きを読む

「W杯で起きていることを知ってほしい」“死の組”首位通過からの暗転…U-17日本代表を襲った突然の出来事

 ホイッスルが鳴った瞬間、選手たちは崩れ落ちた。西川潤(桐光学園)は視線を落とし、藤田譲瑠チマ(東京ヴェルディユース)はピッチに倒れ込んで天を仰いだ。試合後のミックスゾーンに到着しても、気持ちは... 続きを読む

“ワカツキ”の衝撃とメキシコ戦の後悔。一躍世界の注目を浴びた若月大和はU-17W杯で何を掴んだのか?

 試合後のミックスゾーン。若月大和(桐生一)は誰よりも悔しかったはずなのに、自分の言葉で逃げずに今の気持ちを口にした。「今回のワールドカップでは、守備陣が無失点に抑えてくれていた。だけど、失点は... 続きを読む

「3試合で無失点は自信に」U-17日本代表、ベスト8を懸けたメキシコ戦に勝算は? 北中米MVPの10番ルナは要注意!

 2勝1分けでグループDを首位通過したU-17日本代表がラウンド・オブ16を戦う。 日本はグループステージ最終戦となった2日のセネガル戦を終えると、3日に6時間ほど掛けてブラジリアへ移動。当日は... 続きを読む

「全てはラウンド・オブ16以降を戦うため」U-17日本代表、GL首位通過の裏に森山監督が施した様々な布石

 堂々の首位通過だ。 大会前、日本は難敵揃いのグループステージを突破できるか危ぶまれていた。欧州王者で攻守にタレントを揃えるオランダ、北米予選2位でクラウディオ・レイナ(ドルトムントU-19)擁... 続きを読む

夏冬連覇へ桐光学園が苦難のリスタート。U-17W杯参戦中の西川潤を擁する総体王者の現在地とは?

 沖縄の地でインターハイ(高校総体)優勝の大旗を掲げてから早3か月。夏冬通じて初の日本一を勝ち取った桐光学園が、冬の選手権に向けて再スタートを切っている。 中村俊輔を擁しても成し遂げられなかった... 続きを読む

「W杯はそんなに簡単じゃない」U-17日本代表、森山監督が語るアメリカ戦で払った“授業料”

 衝撃を与えたオランダ戦から早3日。アメリカから勝利を奪い、ノックアウトステージ進出を決めたかったが、簡単に事は運ばなかった。 ブラジルで開催されているU-17ワールドカップの第2戦、森山佳郎監... 続きを読む

「大和がPKを蹴りたいと言ってきたけど…」1G2Aの西川潤が2度目の世界大会で示した覚悟【U-17W杯】

 待ち侘びた瞬間だった。 西川潤(桐光学園)にとっては2度目となる世界の舞台。一世代飛び級で参戦した今年5月のU-20ワールドカップでは、目に見える形での結果を残せなかった。ボールが収まらず、決... 続きを読む

U-17W杯、28日に優勝候補オランダと初戦!西川潤、唐山翔自ら逸材FWを擁す森山ジャパンに警戒の目も

 チームが立ち上がり、早2年半。あどけない表情を見せていた選手たちは大人の階段を登り、今では見違えるほど凛々しくなった。 可愛い子には旅をさせろ――。森山佳郎監督が率いるU-17日本代表は様々な... 続きを読む

東福岡の司令塔、荒木遼太郎が鹿島入り内定!常勝軍団が認めた名門の10番とはどんな選手なのか?

 赤い彗星の10番が常勝軍団の門を叩く。 10月4日、鹿島は東福岡に所属する荒木遼太郎の来季入団内定を発表した。 荒木は正確なパスと展開力を兼備する技巧派MF。本職はトップ下とボランチだが、サイ... 続きを読む

近年はより“金の卵”が集まる大会に!U-17W杯で強豪との3連戦に挑む日本代表の勝算は?

 今回で18回目を迎えるU-17ワールドカップは若手の登竜門として知られている。日本で開催された1993年大会に中田英寿(元ローマほか)が出場。1997年大会ではロナウジーニョ(元バルセロナほか... 続きを読む

鹿島内定の尚志高エースが刺激を受けた上田綺世からの一言。福島の雄は今冬こそ4強の壁を乗り越えられるか?

 昨冬の選手権ではベスト4入りを果たした尚志。PK負けを喫した準決勝では優勝した青森山田と激闘を繰り広げ、大きなインパクトを残した。とりわけ、染野唯月(3年・鹿島入団内定)は全国王者相手にハット... 続きを読む

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