【チーム採点・寸評】
C大阪　７
パワフルかつテクニカルなアタックで２ゴールを奪うと、巧みな試合運びでリードを保った。２失点を喫したものの、後半には新戦力も躍動。昨季リーグ王者を見事に下し、今季初タイトルを獲得した。
 
【C大阪｜採点・寸評】　
GK
21　キム・ジンヒョン　６
PKと大久保の飛び出しには対応が遅れ２失点と、押し込まれた終盤に焦りが見られた。とはいえ、ほとんどの時間を冷静にこなし、勝利に貢献した。
 
DF
２　松田　陸　6.5
粘りのあるディフェンスで１対１では常に先手を取っており、ディフェンス面に関しては上々のパフォーマンスを披露。リーグ戦の開幕前に好調をアピールした。
 
14　丸橋祐介　６（81分OUT）
家長の力強いボールキープに苦戦も、決定的な仕事はさせず。むしろ、機を見たオーバーラップで攻撃に厚みをもたらした積極性が好印象だった。
 
22　マテイ・ヨニッチ　6.5
ゴール前に立ちはだかり、ロケットのようなヘディングでクロスボールを撥ね返し続けた。２失点したものの、大きな存在感を示していた。
 
23　山下達也　６
相手が前掛かりになった終盤に一瞬の隙を突かれて大久保のマークを外したのは痛恨。ただ執拗なチェックとハードなタックルで相手のエース小林から自由を奪い取った働きは評価できる。
 
MF
MAN OF THE MATCH
６　山口　蛍　7.5
26分に機を見てゴール前まで駆け上がると、鋭いミドルシュートでゴール右隅を打ち抜き先制点をゲット。さらにピッチの広範囲をカバーリングし、守備も抜け目なくこなす。マン・オブ・ザ・マッチに相応しい働きぶりだった。
 
７　水沼宏太　6.5（64分OUT）
サイドの上下動だけでなく、時には中央に入り空いたスペースを埋めた。後半途中まで試合をうまく運べていたのは、この男の献身性が大きい。
 
10　清武弘嗣　７（64分OUT）
丸橋、柿谷とのコンビネーションで度々左サイドを打開し、相手の脅威になった。48分にはDFを振り切りドリブルで持ち込み、貴重な追加点を決めてみせた。
 
24　山村和也　6.5
調整が遅れているソウザに代わり、ボランチで先発出場。目立たないながらも、前方に飛び出しがちな山下の背後をケアしたりと、リスクマネジメントに一役買った。