• トップ
  • ニュース一覧
  • 【吉田麻也】"名古屋復帰"の可能性と"現在地"。「すべてはタイミング。どんな可能性も残っている」

【吉田麻也】"名古屋復帰"の可能性と"現在地"。「すべてはタイミング。どんな可能性も残っている」

カテゴリ:海外日本人

松澤浩三

2016年05月08日

成長を求める現在の吉田に、名古屋は「なに」をオファーできるのか。

古巣・名古屋への復帰の可能性はゼロではないが、少なくとも「今」は、その時期ではないだろう。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 一方で、プロサッカー選手としては試合に出場しなくてはいけないのを最も自覚しているのは本人だ。
 
「選手だから試合に出てなんぼだと思うし。シティ(の選手)も同じように……いくらネームバリューがあっても、コンスタントに出ていないと明らかにフィットしていないし。ボニだってスウォンジーの時と比べたら全然違う。そこは、僕だけではなくて、どの選手も同じだと思う。やはり、もうちょっとプレーする時間は必要かな。今日の試合は、試合勘というか、コンスタントに試合に出ることの大事さを、見ながらも感じましたね」
 
 実直なスポーツマンである吉田を動かすには、「なにか」が必要である。例えば、よりハイレベルなクラブやリーグへのステップアップであったり、同等レベルのクラブでも先発出場の可能性が高くなるのであれば、移籍も視野に入れるだろう。
 
 翻って名古屋は、現在の吉田に「なに」をオファーできるのか。パッと考えただけでは見当たらない。将来的なことを考えれば可能性はあるはずだが、彼がいま目指すところ、目指す(・・・)べき(・・)ところはサウサンプトンでのレギュラー奪取であり、プレミアリーグで常時出場できるクラブへの移籍ではないだろうか。
 
 そうでなかったとしても、確実に言えることがある。それは、サッカー選手として成長するうえでは、日本復帰のタイミングが今ではないということだ。
 
取材・文:松澤浩三(フリーライター)
【関連記事】
本田先発のミランが早々に退場者を出したボローニャにPKで辛くも勝利
決勝点アシストの長谷部、守備では対峙した香川に仕事をさせず――フランクフルト 1-0 ドルトムント
優勝後に岡崎が語ったレスターの強さ。「陽の目見ない選手たち。やるべきことをやれる集団だった」
【横浜】世界も認める“名手”俊輔がPKを蹴らなかった理由
【浦和】韓国人選手の「許されない行為」で乱闘寸前に。笑顔の守護神・西川周作が大激怒

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ