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【リオ五輪代表】浮き彫りになったCB、SB、FWの人材不足。手倉森監督は「もう口説きにいける」とOAの人選が固まったことを示唆

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年05月28日

戦う姿勢を示した野津田、喜田、井手口。対照的に前田と鎌田は…。

「ひとつ目でボールを奪えなくてもふたつ目で取る」と指揮官に評価された井手口。左SBもこなし、ユーティリティ性をアピールした。(C)Getty Images

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 低調なチームにあって、野津田岳人はガツガツとした気持ちを感じさせた。パンチ力のある左足のシュートと、ボール際での激しい守備をアピールした。
 
 喜田拓也と井手口陽介も、戦う姿勢を示した。「相手の下にもぐりながらボールを奪うのは、喜田のインテリジェンス。井手口はひとつ目でボールを奪えなくてもふたつ目で取る」と、手倉森監督も評価する。
 
 喜田はSBとCBで、井手口はSBでプレーするなど、緊急避難時の対応力も見せつけた。対照的に、2列目右サイドで起用された前田直輝、トップ下でプレーした鎌田大地は、これといったインパクトを残せないまま大会を終えている。
 
 前線では富樫敬真が、ひとまず結果を残した。OAとの兼ね合いだが、U-23世代の優先順位としては、久保裕也、浅野拓磨に次ぐ3人目のFWに浮上した印象だ。
 
 おそらく手倉森監督は、怪我人や戦線離脱者を脅かす選手の出現を期待していたに違いない。しかし、岩波と亀川だけでなく、室屋成、山中亮輔、中島翔哉、鈴木武蔵らの回復具合が、大会前よりも気になる状況が生まれている。
 
 OAについては「もう口説きにいける」と人選が固まったことを示唆したが、U-23世代のキャスティングについては「これまで描いてきたものに、待ったがかかっている」と総括した。怪我人のコンディション次第、ということである。
 
 トゥーロン国際の一番の成果をあげるなら、OAの必要性がはっきりしたことだろう。リオ五輪でメダルを狙うなら、CB、SB、FWに経験と実績のある人材が不可欠だ。
 
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