【神戸｜採点＆寸評】
GK
30　徳重健太　４
手が届かない“エラー”で先制点を与え、相手を勢いづかせた。その後も終始プレーが安定しなかった。

DF
５　岩波拓也　５     
浦和の流動的なアタックについていけなかった。

４　北本久仁衛　4.5（15分OUT）
コンディションが万全でないなか“強行出場”したが、わずか15分で交代。相手との駆け引きの一歩目で負けていた。

８　高橋祥平　5.5
ラインを高く設定し、ビルドアップに絡もうとする意識は感じられた。ただ、思うように展開できず。

MF
35　藤谷 壮　5.5（59分OUT）
先制点を奪われた場面では、GKと交錯してしまった感じ。いいところなく途中交代に。

16　チョン・ウヨン　5.5
前を向いた守備は迫力があったが、脇や後ろのスペースを突かれた。

17　田中英雄　５
簡単なミスパスがあり、柏木との球際の競り合いでは当たり負け。悪い流れを作ってしまった。

31　安田理大　５（59分OUT）
守備で後手を踏んだ。試合開始直後にリズムを崩し、流れに乗り損ねた。

９　石津大介　6.5
見事なミドルを叩き込み、他にも強引かつ豪快なドリブルからチャンスを作った。

10　森岡亮太　5.5
ミスを突いたゴールはさすがで、ボールを持って前を向いた時は何度か脅威を与えた。それでも“物足りなさ”のほうが印象に残った。

 FW
19　渡邉千真　5.5
25分の決定機では西川のセーブに阻まれる。41分の中央でフリーになった森岡ではなく、混雑するサイドに出したパスの判断ミスはいただけなかった。

交代出場                                            
MF
32　前田凌佑　6.5（15分IN）
ボールの収まりどころになる。彼のところでグッとタメができて、前線が活き出した。

DF
25  奥井 諒　5.5（59分IN）
サイドをよく駆け上がったものの、フィニッシュには効果的に絡めなかった。

MF
３　相馬崇人    5.5（63分IN）
古巣相手にひと仕事したかった。しかし、脅威を与えるような目立ったプレーは披露できず。

監督       
ネルシーニョ　5.5
ベンチワークも奏功して一時は１点差（２-３）まで詰め寄った。が、善戦しても勝てない。“相変わらず”の神戸を象徴するような展開でもあった。

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。