「とりあえず、40と決めています。その先は分からない」。
2月25日、横浜の中澤佑二が38回目の誕生日を迎えた。
「(開幕を2日後に控え)開幕弾、バースデーゴール(を決めたい)。残りのサッカー人生は短いですから、記録より記憶に残る、みなさんの思い出の一部になるようなメモリアルゴールを、ね」
この年齢にもなれば、すでに引退している選手もいるなかで、中澤は今も元気にピッチを駆け回り、代えの利かない主力メンバーとしてチームを支えている。
まだまだスパイクを脱ぐ気はない。あと2年経てば、40歳――。ひとまずは“不惑”まで走り続けるつもりだ。
「とりあえず、40と決めています。その先は分からない。心と身体と相談して」
自分のことを、目標を定めてそこから逆算していくタイプだと言う。ひとつの区切りを設けることで、そこに向かっていくことがモチベーションとなり、サッカーに打ち込めているようだ。
かつてのチームメイトの頑張りも、中澤を奮い立たせている。
「ドゥーさん(ドゥトラ)が40までやったんだっけ? マルキ(ーニョス)も39でバリバリやっていたし。自分より上の選手が頑張ってきた姿を間近で見てきたので、その齢までは頑張れるかな、と。それが自分の中でのモノサシなので」
40歳までは、CBで誰にも負けたくない――そのためにはどんなに厳しいメニューでも、若い選手たちと一緒にこなす。
「疲れているから休んでいいよ、とは言われたくない」
同じようにトレーニングをこなすだけでなく、「逆に若手よりも良いタイムで練習を終えたい」と、目をギラギラさせる。
そんな中澤を支えている原動力とはなにか。
「なんでしょうかね。まあ、サッカーが好き、というのもあるんでしょうね。観る、教える、じゃなくて“する”。教えたいと思う人は、もしかしたら早く辞めるのかもしれない。僕は、サッカーをしているほうが好き。その違いだと思いますけどね」
「(開幕を2日後に控え)開幕弾、バースデーゴール(を決めたい)。残りのサッカー人生は短いですから、記録より記憶に残る、みなさんの思い出の一部になるようなメモリアルゴールを、ね」
この年齢にもなれば、すでに引退している選手もいるなかで、中澤は今も元気にピッチを駆け回り、代えの利かない主力メンバーとしてチームを支えている。
まだまだスパイクを脱ぐ気はない。あと2年経てば、40歳――。ひとまずは“不惑”まで走り続けるつもりだ。
「とりあえず、40と決めています。その先は分からない。心と身体と相談して」
自分のことを、目標を定めてそこから逆算していくタイプだと言う。ひとつの区切りを設けることで、そこに向かっていくことがモチベーションとなり、サッカーに打ち込めているようだ。
かつてのチームメイトの頑張りも、中澤を奮い立たせている。
「ドゥーさん(ドゥトラ)が40までやったんだっけ? マルキ(ーニョス)も39でバリバリやっていたし。自分より上の選手が頑張ってきた姿を間近で見てきたので、その齢までは頑張れるかな、と。それが自分の中でのモノサシなので」
40歳までは、CBで誰にも負けたくない――そのためにはどんなに厳しいメニューでも、若い選手たちと一緒にこなす。
「疲れているから休んでいいよ、とは言われたくない」
同じようにトレーニングをこなすだけでなく、「逆に若手よりも良いタイムで練習を終えたい」と、目をギラギラさせる。
そんな中澤を支えている原動力とはなにか。
「なんでしょうかね。まあ、サッカーが好き、というのもあるんでしょうね。観る、教える、じゃなくて“する”。教えたいと思う人は、もしかしたら早く辞めるのかもしれない。僕は、サッカーをしているほうが好き。その違いだと思いますけどね」