加部 究 新着記事

17歳の中村敬斗、菅原由勢らの抜擢に透けて見える“良いものを早く世に出そうという冒険心”

 平昌五輪のスノーボードが痛快だったのは、誰も安全策を採らなかったからだ。男子ビッグエアで予選をトップ通過したマーク・マクモルス(カナダ)は、最初に4回転半の大技に挑み転倒したのに、2度目も同じ... 続きを読む

アルゼンチンの名門クラブで研鑽を積む16歳の大器、ワシノ・ハルキとは何者か

 紅白戦を終えると、18歳年代のチームを指揮するエミリアーノ・アキーノ監督が全員を集めて話した。 「みんな、ハルキのようなプレーを模範にするんだ」  鷲野晴貴が在籍するのは、少年時代のリオネル・メッ... 続きを読む

【コラム】今季のJクラブが教訓的に示した「DAZNマネー」の現実的な使い道

 DAZNとの10年間契約がスタートし、昨オフのJリーグは久しぶりに補強のニュースが活発化した。  神戸は元ドイツ代表のルーカス・ポドルスキと推定年俸10億円で3年契約と報じられ、FC東京は大久保... 続きを読む

【コラム】日韓戦の惨敗劇は「監督のせい」じゃないのか?

 いったい指揮官は、時計の針を何年巻き戻したのだろうか。  札幌での3-0の快勝から6年が経ち、日韓の立場は完全に入れ替わった。スコアだけの話ではない。サッカーの質、方向性のことだ。  6年前の日本... 続きを読む

ハリル監督も上機嫌! “2連勝”は日本代表のヒエラルキーに影響を与えたか?

 2試合を終えて最大の収穫は「なるべく多くの選手を見たい」指揮官が、その言葉通りの采配を実践したことだ。ただしロシア・ワールドカップを見据えた国内組の最終テストという観点からすれば、代表チームの... 続きを読む

W杯で成功を収めるには?ハリルが歩む“サプライズの法則”とメキシコ、チリ、川崎が示すヒント

 概してワールドカップの番狂わせは、欧州以外の開催の方が多い。  サッカーは欧州を軸に回っている。当然トッププレーヤーたちの日常と異なるほど、開催地側の条件に合致したチーム(選手)が力を発揮する。... 続きを読む

【コラム】戦術もレギュラーも8割方見えた!? W杯へハリルは何をどう見極めたか

 すでに最終予選終盤から見えていたことだが、ロシア・ワールドカップ本番へ向けての戦術はもちろん、レギュラーメンバーも8割方固定された印象だ。4-3-3で、オプションは中盤の三角形を引っくり返すし... 続きを読む

プラチナ世代とネイマール世代の8年――落差の兆候はあの惜敗の2年後から

 2009年のナイジェリア決戦から、もう8年になる。  日本関係者の期待を背負ったプラチナ世代(1992年~93年早生まれ)は、U-17ワールドカップでブラジルと対戦した。実はこのチームがブラジル... 続きを読む

なぜプロビンチャの鹿島がタイトル数で独走するのか? 戦力強化の「勝ち組と負け組」

 J1リーグはいよいよクライマックス。残り4試合で、首位鹿島を2位の川崎が勝点2ポイント差で追う白熱の展開となっている。鹿島が2年連続9回目の優勝を達成するのか、川崎が悲願の初優勝を遂げるのか、... 続きを読む

「メノッティ派?or ビラルド派?」大国も揺れ動く強化の指針。日本サッカーの選択は?

 オズワルド・アルディレスは「必ず来る質問だと思っていたよ」と、ほくそ笑んだ。清水時代のことだ。返答は分かり切っていたが、こちらも挨拶代わりみたいなものだった。「あなたはメノッティ派ですか、それ... 続きを読む

ハリルが頭を抱えたテストマッチ2連戦。日本代表の勢力図は変わったか?

 今回のフレンドリー連戦で最も重要な意味を持つのは、まだ代表に定着し切れていない欧州組のテストだった。端的に言えば、小林祐希、武藤嘉紀、乾貴士には、代表への生き残りがかかっていた。  新風を吹き込... 続きを読む

【識者の視点】“小さな反乱を起こせる”小林祐希はハリルに重要なヒントを与えたか

[キリンチャレンジカップ2017]日本 2-1 ニュージーランド/10月6日/豊田スタジアム 小林祐希が香川真司と交代出場したのは、ニュージーランドの同点ゴールが生まれた直後だった。 ―― 先制する &r... 続きを読む

ハリルでW杯を勝てるのか?――惨敗を繰り返さないための準備なら比較的順調だ

 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表は見事にグループBを首位通過した。来年の本大会ではいかなる戦いぶりを見せてくれるのか楽しみは尽きないが、果たしてハリルホジッチ監督はロシア大会... 続きを読む

【日豪戦コラム】ケイヒル投入でもハイボールを使わず… 豪州の「哲学」に数年前の日本が重なる

 現実派と理想家の闘いだった。  日豪両監督ともに短期間でチームの性格を変えた。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、日本に根づきつつある幻想を遮断し、最初から世界の中での日本の立ち位置を見極め、最も... 続きを読む

【日本代表】才能豊かな世代がなぜ遅咲きに? 紆余曲折を経た「プラチナ」の現在地

 8月31日にオーストラリア戦を迎える日本代表だが、約2年ぶりの復帰を果たした柴崎岳、初招集となった杉本健勇が話題を集めたほか、92年生まれの選手が計5名招集された。決戦へ向けて、いわゆる「プラ... 続きを読む

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