• トップ
  • ニュース一覧
  • 【アジアカップのメンバー23人予想】ボランチに鎌田大地、左サイドに浅野拓磨。重要なのはポリバレント性

【アジアカップのメンバー23人予想】ボランチに鎌田大地、左サイドに浅野拓磨。重要なのはポリバレント性

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2023年12月19日

パリ五輪世代をどうするか

アジアカップはどんなメンバーで臨むのか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 来年1月開幕のアジアカップに臨む日本代表のメンバーはどうなるか。熟練記者の河治良幸氏が公式YouTubeチャンネル『サッカーダイジェストTV』で、登録23枠を予想してくれた。

 判断が難しいのは、コンディション不良もしくは回復中の選手。例えばふくらはぎを負傷した冨安健洋(アーセナル)、ハムストリングを痛めた旗手玲央(セルティック)、年内回復見込みの前田大然(セルティック)、9月のトルコ戦で負傷交代しながらもポルティモネンセでベンチ入りはしている中村航輔、足首の状態が気になる橋岡大樹あたりは文字通り状態次第。森保ジャパンの核となる冨安以外の4選手は無理をさせず、招集を見送ったとしても不思議はない。

 クラブワールドカップで奮闘中の伊藤敦樹(浦和)も、疲労具合によってはメンバー外になるだろう。

 もうひとつのポイントは、パリ五輪世代をどうするか。河治氏曰く「U -23の選手をアジアカップで使ってしまうと、U23アジアカップとのダブル起用は厳しい」。そう考えると、元日のタイ戦に招集されている細谷真大、鈴木彩艶、野澤大志ブランドンが3人揃ってアジアカップのメンバーに選出される可能性は低い。

 GKは大迫敬介が負傷離脱している現状で、先のシリア戦で好パフォーマンスを見せた鈴木が一番手。となると、野澤はメンバー外になるだろう。また、パリ五輪世代でエース格の細谷もU23アジアカップに専念させるはずだ。
 
 ここに過去の実績も踏まえて河治氏が選んだ23人枠は以下のとおりだ。

GK/鈴木、前川黛也、中村
右サイドバック/菅原由勢、毎熊晟矢
右CB/板倉滉、谷口彰悟
左CB/冨安、町田浩樹
左サイドバック/中山雄太、伊藤洋輝
右ボランチ/遠藤航、鎌田大地
左ボランチ/守田英正、田中碧
右サイドハーフ/伊東純也、堂安律
トップ下/久保建英、南野拓実
左サイドハーフ/三笘薫、浅野拓磨
CF/上田綺世、古橋亨梧

 重要なのはポリバレント性だ。ボランチ枠の鎌田は、インサイドハーフとトップ下にも対応可で、左サイドハーフ枠の浅野はCFもできる。つまり、23枠と限られた枠組みになるとスペシャリストのみの構成は厳しいというわけだ。

 伊藤洋輝は左サイドバックとCB、中山は左サイドバックとボランチというように、今や複数のポジションをこなせないと日本代表に生き残れないかもしれない。三笘のようなスペシャリストももちろん必要だが、ポリバレントの重要性は今後さらに高まりそうだ。

 左サイドハーフはコンディション次第で中村敬斗のメンバー入りもある。その場合は古橋が外れてCFの2番手に浅野を置く形になりそうだが、現時点では左サイドの2番手に浅野、CFの2番手に古橋を河治氏はセレクトした。あくまで現時点での予想である。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

「まじか!」「なんてありがたい」水沼宏太のマンC本拠地訪問で発覚した事実に横浜ファン大興奮!「浦和情報は筒抜け?」の声も
 
【関連記事】
「ここ数年、急速に発展している」ペップが“ベスト”と称した逸材が日本サッカーを絶賛!来日時の印象は「清潔。本当に良い国」
招集メンバー23人のうち過半数の14人がキャップ数10以下。比較的フレッシュな顔ぶれで臨む元日タイ戦で注目したい日本代表戦士は?【熟練記者の見解】
「結果には落胆している」遠藤航、フル出場のマンU戦後に心中明かす「自分の仕事である守備面に集中した」
鹿島の新監督はポポヴィッチ? 高額オファーを受け入れ、「日本側は補償金を支払うことに同意」と現地報道
「日本はパワフル。世界第3位の経済大国だ」ウクライナ代表MFが福岡戦の意義を語る「とてもクール!東京の文化は素晴らしい」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ