宿敵とのホームでの対戦で押し込んでいただけに、３ポイントを得られなかったのは悔しいだろう。

　リバプールの遠藤航が、12月17日に行われたプレミアリーグ第17節のマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。０－０という結果に落胆を表しつつ、プレーには手ごたえをうかがわせている。

　中盤で遠藤がボール奪取に奮闘するなか、リバプールは攻勢を強めたものの、最後までユナイテッドのゴールをこじ開けることができず。４連勝を逃し、アーセナルに首位の座を明け渡した。

　遠藤はクラブ公式サイトで「良いプレーをし、とてもたくさんのチャンスがあった」と話している。

「結果には落胆しているけど、今日のプレーは素晴らしかった。これを続ける必要がある。得点をあげていたら、完璧な試合だったと思う。僕は自分の仕事である守備面に集中した。そして僕らは失点しなかった。それは重要なことだ。今日のようなプレーを続けなければいけない。ホームだから３ポイントが必要だった。それが１ポイントだった。でも、前向きさを保ち、次戦に備えなければ」

　公式戦４試合連続スタメンを果たした遠藤は、「今日は良いプレーをしなければいけないと分かっていた。リバプールにとっても僕にとっても非常に大事な試合だったんだ」と述べた。

「チームのパフォーマンスは素晴らしかった。だから、とにかくハードワークを続ける」

【動画】遠藤がユナイテッドの逸材から圧巻のボール奪取 　

　その次戦はリーグカップ準々決勝のウェストハム戦。さらに週末にはアーセナルとの直接対決が待っている。遠藤は「とても大事な月だ」と意気込みを表した。

「だから今日のようなプレーを続けようとし、次の試合に準備しなければいけない」

　アレクシス・マカリステルが負傷しているなか、リバプールは過密日程をこなさなければいけないだけに、１月のアジアカップで離脱するまで、遠藤も貢献が期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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