代表戦のみならずACLでも相性が…
1月27日に埼玉スタジアムで行なわれるカタール・ワールドカップ・アジア最終予選、日本vs中国戦。その笛を吹く主審が決まった。中国メディアが一斉にその名を報じたのが、カタール出身のアブドゥルラフマン・アル・ジャシム氏。どうやら中国側にとっては、あまり喜ばしくない人物のようである。
現在34歳のアル・ジャシム氏は、いまやアジア・サッカー界を代表する国際主審だ。2013年からFIFA(国際サッカー連盟)の国際主審として活躍し、若くしてワールドカップ・アジア予選や年代別ワールドカップ、クラブワールドカップなどでジャッジを担い、2018年のロシア・ワールドカップでは主にVARを担当。今年開催のカタール・ワールドカップ本大会でも主審を務める予定だ。
そんなアル・ジャシム主審に対して、中国メディアは警戒心を強めている。全国紙『新浪体育』は「日本と中国の決戦を捌くレフェリーは“苦々しい主(あるじ)”だ」と銘打ち、次のように論じている。
「まさに我々にとって天敵とも言える主審が、日本戦のジャッジを務めることになった。過去に中国代表チームはアル・ジャシム氏が主審の試合を3度経験しているが、引き分けなしの全敗なのである。2019年のアジアカップでA代表がグループーリーグで韓国に0-2、準々決勝でイランに2-3と敗れたが、どちらもアル・ジャシム氏が主審だった。さらに東京五輪予選を兼ねた2020年のU-23アジア選手権でも彼がウズベキスタン戦で笛を吹き、若き中国代表は0-2で敗れ去っている」
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現在34歳のアル・ジャシム氏は、いまやアジア・サッカー界を代表する国際主審だ。2013年からFIFA(国際サッカー連盟)の国際主審として活躍し、若くしてワールドカップ・アジア予選や年代別ワールドカップ、クラブワールドカップなどでジャッジを担い、2018年のロシア・ワールドカップでは主にVARを担当。今年開催のカタール・ワールドカップ本大会でも主審を務める予定だ。
そんなアル・ジャシム主審に対して、中国メディアは警戒心を強めている。全国紙『新浪体育』は「日本と中国の決戦を捌くレフェリーは“苦々しい主(あるじ)”だ」と銘打ち、次のように論じている。
「まさに我々にとって天敵とも言える主審が、日本戦のジャッジを務めることになった。過去に中国代表チームはアル・ジャシム氏が主審の試合を3度経験しているが、引き分けなしの全敗なのである。2019年のアジアカップでA代表がグループーリーグで韓国に0-2、準々決勝でイランに2-3と敗れたが、どちらもアル・ジャシム氏が主審だった。さらに東京五輪予選を兼ねた2020年のU-23アジア選手権でも彼がウズベキスタン戦で笛を吹き、若き中国代表は0-2で敗れ去っている」
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加えて、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)での相性も良くないと主張する。同紙は「中国クラブは少なくともアル・ジャシム氏が担当した試合で勝ち越していない」として、近年のACLで好成績を収めてきた強豪2クラブの結果を紹介。広州FC(前・広州恒大)が1勝4分け1敗、上海海港(前・上海上港)が2勝2分け2敗なのだという。アル・ジャシム氏のジャッジは厳格で、イエローカードやレッドカードを躊躇わずに提示するレフェリーだとも評している。