とはいえ、日本代表にとってもアル・ジャシム氏は因縁浅からぬ人物だ。
ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選、UAE戦（2016年９月１日）では物議を醸すジャッジがあった。相手に触れていない吉田麻也への警告や、ゴールラインを越えていた浅野拓磨の得点がノーゴールとされるなど、微妙なジャッジが繰り返され、当時のヴァイッド・ハリルホジッチ代表監督が激高したのは記憶に新しい。日本はホームで１-２の手痛い黒星を喫した。
直近では、昨年10月のオーストラリア戦だ。守田英正のスライディングでのファウルを巡り、エリア内かエリア外か、はたまたVAR判定を含めてひと悶着があった。そこから同点とされる嫌な流れだったが、日本は86分に決勝点を奪って２-１競り勝っている。
日本にとっても因縁浅からぬ人物
日本vs中国戦は１月27日、埼玉スタジアムで開催される。続いて日本は２月１日に同じく埼スタでサウジアラビアと戦い、一方の中国はアウェーでベトナムと対戦する予定だ。中国代表はすでに１月12日に再始動。52選手を招集する大所帯で上海合宿をスタートさせ、過酷なアウェー２連戦への準備を進めている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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