「第1ステージ優勝の行方」――浦和は対戦相手や日程面が厳しく、川崎と鹿島が優勢か。
これら5つの項目を比較すると、浦和は対戦相手や日程面が厳しく、川崎と鹿島が優勢と言えそうだ。さらに、現在のリーグ順位を加味すると、第1ステージのタイトルレースは鼻の差で川崎が逃げ切るか。
暫定1位・川崎と3位・鹿島の差は、わずか勝点3。5つの比較項目で同程度の両クラブが今のペースで勝点を積み重ねた場合、両者を隔てる現在のわずかな差が最後に物を言う。
1試合多い浦和は、6月中旬の鹿島、G大阪、広島との3連戦が最大のポイント。過密日程のなかで強敵に対峙する厳しい条件だが、その難所を無事に越えたならば、その先に“優勝”も見えてくる。
■リーグ順位上位3位(1st・12節終了時/5月14日22時現在)
1位 川崎 勝点27 8勝3分1敗(12試合)/26得点・13失点(+13)
2位 浦和 勝点26 8勝2分1敗(11試合)/18得点・6失点(+12)
3位 鹿島 勝点24 7勝3分2敗(12試合)/16得点・7失点(+9)
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)