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『清水×横浜』の見どころは立ち上がり15分の攻防! J1リーグが本格再開、プロ分析官が注目の一戦を徹底展望!

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年08月09日

横浜の自陣からの攻撃vs清水の敵陣での守備

横浜が自陣でボールを保持している際のマッチアップ図。

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 横浜は7連勝中。そのなかで毎試合得点が取れていて、この流れを継続していきたいところです。

 横浜にとってもこの試合の天敵は風になる可能性はあります。ですがIAIスタジアム日本平のピッチは比較的ボールが転がりやすいので、グラウンダーのパスであればそんなに風の影響は受けないでしょう。

 そのうえで横浜はどう繋いでいくか。清水は前からプレスをかけるというより、図のように2トップが少し低く構えます。相手のCBがボールを持ったとしても放っておいて、そこは持ち運ばせても良いから、ボランチには前を向かせない、というような守り方をするはずです。

 そもそもここに2トップがいるかどうか、というところからも清水の狙いが見えてくると思います。敵陣での守備時に誰がどこに配置されているか。予想では2トップが横浜のボランチを見て、中に入ってくるサイドバックに対してはサイドハーフが見る。そしてマルコス・ジュニオールに対しては、竹内と宮本のどちらかが見ていれば、中盤で数的優位が作れますし、一番後ろも横浜が3トップに対して清水が4バックで数的優位となります。
 
 横浜からすると、仮に清水が図のような守備をしてきた場合、ハーフラインを越えられなくて、奪われてカウンターを受けることも考えられます。これに対抗するために、CBから前線にボールを入れて、3トップがスピードを生かして仕掛けていく可能性もあります。

 前回対戦では開始早々に左ウイングで起用された前田大然が抜け出して、ワンタッチでクロスを上げ、ファーサイドのエウベルが決めたという形もあった。そういう形をどんどん狙ってくるかもしれません。

 CBが一発で3トップを使うということは、もちろん距離が出るので毎回はできません。そのときに図ではダブルボランチが真ん中にいて、相手の2FWを観ている状態ですが、ダブルボランチがサイドバックの立ち位置に行くこともあります。相手の守備の狙いを理解しながら、ボランチが動いてパスコースを作る選択もできるので、まずは清水の狙いどころがこれまでと同じか、違うのかを判断して、ボランチ=真ん中という概念を覆すような配置やポジション取りがもしあれば、注目してもらいたいと思います。
 
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