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香川、岡崎、稲本、中田…イングランドでプレーした歴代日本人選手のリアル評は? 英国人記者に訊く【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

松澤浩三

2020年05月05日

川口、西澤、戸田、李らの印象は?

ポーツマスに2年間在籍した川口は、イングランドでプレーした初の日本人GKとなった。 (C) Getty Images

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 リーグ滞在期間は短かったが、いまだに日本人選手として最も有名なのが中田英寿だ。

 05-06シーズンにボルトンでプレーした後、まだ29歳の若さで引退してしまった中田。残念ながらロングボールが主体のサム・アラダイス監督の指揮下では、満足に実力を発揮し切れなかったが、イングランド北部の田舎町で、そのプレーを見た際には、彼の能力の片鱗を窺い知ることができた。

 このほかにもプレミアリーグ、そしてイングランドの下部リーグに在籍した日本人選手はいる。
 

 10年に2部リーグ時代のレスターに移籍して中軸を担った阿部勇樹は、2シーズン目の途中にホームシックで帰国した印象だ。2012年に冬の市場でサウサンプトンにやってきた李忠成もプレミアリーグでの出場機会はめぐってこなかったが、セインツが一部昇格する直前に加入し、2部では7試合に出場した。

 日本代表で長年ゴールマウスを守った川口能活はポーツマス、FWの西澤明訓はボルトンに在籍したが、ともにプレミアリーグでの出場機会はなかった。

 そして、リサーチをしえていくうちに分かったのが、02-03シーズンに戸田和幸がトッテナムでシーズン終盤に4試合もプレミアリーグに出場していたこと。筆者は、当時すでに記者としてのキャリアをスタートしていたが、正直まるで記憶にない……。

文●ジェイミー・ジャクソン(Jamie Jackson/The Guardian、The Observer)
翻訳●松澤浩三
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