川口、西澤、戸田、李らの印象は?
リーグ滞在期間は短かったが、いまだに日本人選手として最も有名なのが中田英寿だ。
05-06シーズンにボルトンでプレーした後、まだ29歳の若さで引退してしまった中田。残念ながらロングボールが主体のサム・アラダイス監督の指揮下では、満足に実力を発揮し切れなかったが、イングランド北部の田舎町で、そのプレーを見た際には、彼の能力の片鱗を窺い知ることができた。
このほかにもプレミアリーグ、そしてイングランドの下部リーグに在籍した日本人選手はいる。
05-06シーズンにボルトンでプレーした後、まだ29歳の若さで引退してしまった中田。残念ながらロングボールが主体のサム・アラダイス監督の指揮下では、満足に実力を発揮し切れなかったが、イングランド北部の田舎町で、そのプレーを見た際には、彼の能力の片鱗を窺い知ることができた。
このほかにもプレミアリーグ、そしてイングランドの下部リーグに在籍した日本人選手はいる。
10年に2部リーグ時代のレスターに移籍して中軸を担った阿部勇樹は、2シーズン目の途中にホームシックで帰国した印象だ。2012年に冬の市場でサウサンプトンにやってきた李忠成もプレミアリーグでの出場機会はめぐってこなかったが、セインツが一部昇格する直前に加入し、2部では7試合に出場した。
日本代表で長年ゴールマウスを守った川口能活はポーツマス、FWの西澤明訓はボルトンに在籍したが、ともにプレミアリーグでの出場機会はなかった。
そして、リサーチをしえていくうちに分かったのが、02-03シーズンに戸田和幸がトッテナムでシーズン終盤に4試合もプレミアリーグに出場していたこと。筆者は、当時すでに記者としてのキャリアをスタートしていたが、正直まるで記憶にない……。
文●ジェイミー・ジャクソン(Jamie Jackson/The Guardian、The Observer)
翻訳●松澤浩三