予定されている親善試合に加え、トレーニングマッチを追加する可能性も
――現場復帰おめでとうございます。ガーナ戦のあとでメンバー発表とお話しされていましたが、今回のスケジュールを考えても、足りないのは新監督になってから試合を経験する回数が非常に少ない点だと思います。コンディションニングも大事ですが、例えば非公式な試合を組むというお考えはありますか?
西野 当初、ハリルホジッチ監督の予定ですと、5月19、20日が国内組のワールドカップ前のリーグ最終戦で、それが終わったあとあまり休暇のない中で代表に招集してキャンプに入り、ガーナ戦に向かっていく流れでした。
現実として4、5月の国内組のマッチスケジュールを見ていくと、ACLの敗退もありますが、ルヴァンカップも含めて相当な試合数を戦っています。私の考えとしてはいかにそこで良い形でリフレッシュする時間を持ち、キャンプに入ってもらえるかだと思っています。
海外組も5月2週ぐらいで終わるスケジュールで、中南米のメキシコのスケジュールでは4月の半ばには終わってしまう。コンディションやリカバー的な日数も少しバラバラになる中でガーナ戦に入っていかなければならないので、そこを合わせていくことが大事になります。
その中でフルゲーム自体も考えたいとは思いますし、ガーナ戦前の状況によりますが、トレーニングマッチを国内で考えたいとは思っています。(大会終了まで)40日以上の拘束になりますが、その前に国内組は非常にタイトなスケジュールです。なので、どうやって選手のメンタリティーを保たせるのかというところで、ストレスになるのであれば考えないといけません。選手たちの直近1か月のスケジュールが違うなかで必要性があれば、試合も組んでいきたいと思っています。
西野 当初、ハリルホジッチ監督の予定ですと、5月19、20日が国内組のワールドカップ前のリーグ最終戦で、それが終わったあとあまり休暇のない中で代表に招集してキャンプに入り、ガーナ戦に向かっていく流れでした。
現実として4、5月の国内組のマッチスケジュールを見ていくと、ACLの敗退もありますが、ルヴァンカップも含めて相当な試合数を戦っています。私の考えとしてはいかにそこで良い形でリフレッシュする時間を持ち、キャンプに入ってもらえるかだと思っています。
海外組も5月2週ぐらいで終わるスケジュールで、中南米のメキシコのスケジュールでは4月の半ばには終わってしまう。コンディションやリカバー的な日数も少しバラバラになる中でガーナ戦に入っていかなければならないので、そこを合わせていくことが大事になります。
その中でフルゲーム自体も考えたいとは思いますし、ガーナ戦前の状況によりますが、トレーニングマッチを国内で考えたいとは思っています。(大会終了まで)40日以上の拘束になりますが、その前に国内組は非常にタイトなスケジュールです。なので、どうやって選手のメンタリティーを保たせるのかというところで、ストレスになるのであれば考えないといけません。選手たちの直近1か月のスケジュールが違うなかで必要性があれば、試合も組んでいきたいと思っています。
――西野監督にお尋ねしますが、解任の理由に信頼関係という言葉を田嶋会長はお話されていましたが、西野監督が信頼関係で大切にしている部分はありますか?また、さらに今後、信頼関係を高めていくなかでピッチ上だけではなく、合宿中やピッチ外でも大事になっていくと思いますが、そこはどのようにしていきたいと考えていますか?
西野 指導者にとって、信頼関係を構築することは数字でも図れませんし、雰囲気で感じるしかないかもしれませんが、私自身もスタートで使う選手以外はどうなのかなと思うところもずっと感じています。
本当にチームの方向性、ベクトルがあるなかで感覚的に逸脱するような選手もいますが、そういう選手たちもひとつの目標に進んでいるなかであれば問題ないと思います。信頼関係を築くためには、勝ちたい、タイトルを獲りたい、出場権を獲りたいというひとつの目標に全員が向かっていける状況を感じられることが、指導者としては大事だと思っています。
選手はそういう中で試合に出場出来たり、出来なかったりという制限はありますが、最後は指導者の情熱や選手に対する気持ちをぶつけられるかどうかというところでもあります。それは決して、(信頼関係が)薄れてきたからというわけではなく、そういうものをチームの中でいろんなコミュニケーションを取った中で構築していく。
それがチーム作りの大変なところだと思いますし、特に代表チームはスポットで集まるので、ストレスを抱えたまま(クラブに)戻ってしまう選手もいるので、代表チーム内でのそういうケアも密に取っていかないといけない作業かなと思います。
西野 指導者にとって、信頼関係を構築することは数字でも図れませんし、雰囲気で感じるしかないかもしれませんが、私自身もスタートで使う選手以外はどうなのかなと思うところもずっと感じています。
本当にチームの方向性、ベクトルがあるなかで感覚的に逸脱するような選手もいますが、そういう選手たちもひとつの目標に進んでいるなかであれば問題ないと思います。信頼関係を築くためには、勝ちたい、タイトルを獲りたい、出場権を獲りたいというひとつの目標に全員が向かっていける状況を感じられることが、指導者としては大事だと思っています。
選手はそういう中で試合に出場出来たり、出来なかったりという制限はありますが、最後は指導者の情熱や選手に対する気持ちをぶつけられるかどうかというところでもあります。それは決して、(信頼関係が)薄れてきたからというわけではなく、そういうものをチームの中でいろんなコミュニケーションを取った中で構築していく。
それがチーム作りの大変なところだと思いますし、特に代表チームはスポットで集まるので、ストレスを抱えたまま(クラブに)戻ってしまう選手もいるので、代表チーム内でのそういうケアも密に取っていかないといけない作業かなと思います。