西野新監督が明かす理想の戦い方。「オフェンシブな戦い方を求めて...」
――日本の立ち位置は32チーム中、世界ランク55位でワールドカップ出場国では下位に当たります。その中で西野監督は攻撃的なサッカーも守備的なサッカーも両面やってこられたと思いますが、攻撃的なサッカーにチャレンジするのか、守備的なサッカーで勝ちにいくのか。どちらを選択されますか。
西野 ゲームというのはいろんな状況がありますし、オフェンシブに戦える時間もあれば、相手の総合的なチーム力によってディフェンシブな戦いの時間帯が多くなることもあります。そういう中で常に勝機を求めていき、ゲームの流れをコントロールできなくても、そういう勝負に対してここというところでの全体的な意識(を持たせる)。こういうことが出来れば、どんなチームに対してでも十分に戦えて勝機はあるというのを見せたい。
これはスタートのメンバーだけではなく、いろんな戦術の変更であるとか、メンバーのスイッチも含めて考えていきたいと思います。当然、攻撃的に得点を生んでいくゲーム展開にしていきたいが、それだけではありません。スカウティングを行なった上で、ウイークポイント、ストロングポイントがどこにあるかを全体的統一した上で戦っていきたい。
その中で出来ればオフェンシブな戦い方を求めてやっていきたいと思いますし、選手にもそういうスピリットでゲームに入ってもらいたい。間違いなくどんな相手に対してでも、勝機はどこかにあるので、統一感のあるゲーム運びをやっていきたい。FIFAランキングがそのまま反映されないのがサッカーの世界。日本チームは今までもたくさんそういう勝負をしてきたので、日本が対戦国にいろんなやりにくいことを仕掛けていく展開が増えれば、勝つ確率も上がってくるのではないかなと思います。
西野 ゲームというのはいろんな状況がありますし、オフェンシブに戦える時間もあれば、相手の総合的なチーム力によってディフェンシブな戦いの時間帯が多くなることもあります。そういう中で常に勝機を求めていき、ゲームの流れをコントロールできなくても、そういう勝負に対してここというところでの全体的な意識(を持たせる)。こういうことが出来れば、どんなチームに対してでも十分に戦えて勝機はあるというのを見せたい。
これはスタートのメンバーだけではなく、いろんな戦術の変更であるとか、メンバーのスイッチも含めて考えていきたいと思います。当然、攻撃的に得点を生んでいくゲーム展開にしていきたいが、それだけではありません。スカウティングを行なった上で、ウイークポイント、ストロングポイントがどこにあるかを全体的統一した上で戦っていきたい。
その中で出来ればオフェンシブな戦い方を求めてやっていきたいと思いますし、選手にもそういうスピリットでゲームに入ってもらいたい。間違いなくどんな相手に対してでも、勝機はどこかにあるので、統一感のあるゲーム運びをやっていきたい。FIFAランキングがそのまま反映されないのがサッカーの世界。日本チームは今までもたくさんそういう勝負をしてきたので、日本が対戦国にいろんなやりにくいことを仕掛けていく展開が増えれば、勝つ確率も上がってくるのではないかなと思います。
――思考が偏らないようにしたいとおっしゃっていましたが、コーチングスタッフにU-21日本代表監督の森保一氏を加えた理由をお聞かせください。もうひとつは次の代表活動が5月下旬になりますが、西野監督はそれまでの時間をどういう動きで、どう代表チームを作り上げるために働かれるのでしょうか。
西野 スタッフ編成に関しては、全て日本人スタッフ、そして今代表チームに関係しているスタッフでカバーしたいという想いがありました。優秀なスタッフがいるので、オールジャパンで臨みますが、同じようにアンダーカテゴリーの活動もあり、強化を図らないといけません。ただ、やはりオリンピックチームの指導などの国際経験的なところでも協力してもらいたいと思いました。
将来的なところでも手倉森(誠)、森保はこれからの世代を当然引っ張っていってもらわないといけない指導者です。ほかのスタッフに関してもたくさん経験をさせたい中で、自分自身は今まで多くのスタッフでやってこなかったというのはありますが、世界を経験できるのであれば、森保を始め、GKコーチ、コンディションニングコーチ、メディカルも含めて、出来るだけ経験を積んでもらいたいというところも考えて、スタッフに入ってもらいました。
自分自身の今後の動きですが、まだスケジューリングはしていません。ただ、(移動に関して)往復する時間もありますが、全員に発信したいことはありますし、個人としても伝えたいところはあります。まだ動きは決めていませんが、猶予があれば、海外組の状況を実際に見て、会った上で伝えていきたいとは考えています。
西野 スタッフ編成に関しては、全て日本人スタッフ、そして今代表チームに関係しているスタッフでカバーしたいという想いがありました。優秀なスタッフがいるので、オールジャパンで臨みますが、同じようにアンダーカテゴリーの活動もあり、強化を図らないといけません。ただ、やはりオリンピックチームの指導などの国際経験的なところでも協力してもらいたいと思いました。
将来的なところでも手倉森(誠)、森保はこれからの世代を当然引っ張っていってもらわないといけない指導者です。ほかのスタッフに関してもたくさん経験をさせたい中で、自分自身は今まで多くのスタッフでやってこなかったというのはありますが、世界を経験できるのであれば、森保を始め、GKコーチ、コンディションニングコーチ、メディカルも含めて、出来るだけ経験を積んでもらいたいというところも考えて、スタッフに入ってもらいました。
自分自身の今後の動きですが、まだスケジューリングはしていません。ただ、(移動に関して)往復する時間もありますが、全員に発信したいことはありますし、個人としても伝えたいところはあります。まだ動きは決めていませんが、猶予があれば、海外組の状況を実際に見て、会った上で伝えていきたいとは考えています。