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「一般企業ならパワハラ」限界説が囁かれるモウリーニョのマネジメントは時代遅れなのか?

カテゴリ:メガクラブ

松澤浩三

2018年03月31日

あのポジティブなモウリーニョは戻ってくるか?

限界説が囁かれるモウリーニョだが、そのカリスマ性にはいまだサッカーでも指折りだ。かつてのようにポジティブでユニークなスタイルを取り戻せば、外野の喧騒も払拭できるか。 (C) Getty Images

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 あの日、モダンな堅守速攻から専守防衛のつまらないサッカーに変貌して以来、モウリーニョの表情もまた、意地の悪くつまらない中年男性のそれに戻ってしまった。
 
 例えば、地元のライバルであるマンチェスター・シティが補強に費やした金額や、ペップ・グアルディオラの受け継いだ戦力を妬んだ発言ばかりが目立つようになった。自チームも積極補強で巨額の資金を投入しているのにも関わらず、だ。
 
 2か月前にユナイテッドとの契約を2020年6月までに更新しているだけに、現時点でフロント陣はモウリーニョの挙げた一定の成果を評価している。上述したチェルシー戦やリバプール戦を見ても分かるとおり、「限界」と言うのはやり過ぎな感はある。 

 
 しかし、だ。このままの状況が続くようであれば、クラブ上層部が愛想を尽かす可能性もある。ほんの数年前まで、長きにわたってプレミアリーグの盟主を務めてきた天下のユナイテッドが、目を覆いたくなるようなサッカーを続けていて良いわけがないのだ。

 モウリーニョ動かしてきたのは、勝利に対するモチベーションだ。だとすれば、勝利を重ねることで、ユナイテッドは魅力的なサッカーを取り戻し、自信に漲ったポジティブなモウリーニョも戻ってくるはずだ。
 
 自身を「スペシャルワン」と形容し、すべて有言実行できたカリスマ、モウリーニョの“完全復活”を望む人間は少なくないだけに、今こそ限界説を跳ね飛ばしてほしいところだ。
 
文●松澤浩三
 
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