地域の人の心に火を灯すために――「勝つ以外の近道はない」
沼津や三島、函南といった東部地区も小野伸二や高原直泰、内田篤人を輩出した『新サッカーどころ』だが、施設面は中西部に後れを取っている。じっと時を待つのも手かもしれないが、彼らは自力で地域住民を巻き込み、静岡県を動かす「風」を起こそうとしている。
吉田監督はこう力説する。
「地域の人が熱く盛り上がれるようなスタジアムを作るには、そういうサッカーを続けていくことが必要。いかなる理由があろうと、勝つ以外の近道はありません。悪い環境の中でも、全力で勝ち続けることが、地域の人の心に火を灯すだろうと信じて、スタジアム建設に向けて走り続けていきたい」
秋田が1-2でYS横浜に敗れたことで、沼津はついに暫定首位へと浮上した。富山戦は嵐の吹き荒れる中、1574人の観衆が集まった。Jリーグの熱き新参者が静岡県の東部から風を起こし始めている。
取材・文:大島和人(球技ライター)
吉田監督はこう力説する。
「地域の人が熱く盛り上がれるようなスタジアムを作るには、そういうサッカーを続けていくことが必要。いかなる理由があろうと、勝つ以外の近道はありません。悪い環境の中でも、全力で勝ち続けることが、地域の人の心に火を灯すだろうと信じて、スタジアム建設に向けて走り続けていきたい」
秋田が1-2でYS横浜に敗れたことで、沼津はついに暫定首位へと浮上した。富山戦は嵐の吹き荒れる中、1574人の観衆が集まった。Jリーグの熱き新参者が静岡県の東部から風を起こし始めている。
取材・文:大島和人(球技ライター)