29　森村昂太　5.5
相手の中盤の細かいパス回しに後れを取ること多数。後半は高い位置を取ることでチームの追い上げムードを演出した。
 
８　谷澤達也　６（61分 OUT）
トリッキーかつ正確なテクニックで名古屋の守備陣を翻弄。チームで唯一、相手と対等以上の技量で立ち回り、見事な同点ゴールも。
 
FW
30　中島裕希　5
ボールを引き出す動きに乏しく、前半の存在感はほぼ感じられなかった。後半は巻き返すも勝点にはつながらず。

７　吉田眞紀人　5（65分OUT）
縦へのスピード感と献身的な守備で貢献度を見せたかったが、序盤を過ぎるとそれも空回り。古巣対戦は苦い結末に終わった。
 
 交代出場
MF
23　戸島　章  5.5（65分IN）
明確な役割をもってピッチに投入され、見事に期待に応えてみせた。再び押し込まれる中で彼へのフィードが減ったのは残念なところ。
 
MF
39　重松健太郎　5（74分IN）
同点に追いつこうとするチームに異質のリズムを加えて援護射撃。しかしそれ以上の存在感を出せなかった。
 
MF
2　奥山政幸　－（86分 IN）
試合終盤のクローザー役としてピッチに入れられたが、自分のサイドを破られ勝ち越し弾を許す。古巣対決は吉田同様にほろ苦いものに。
 
監督
相馬直樹　5.5
試合を支配される中で的確な状況判断と采配をシンクロさせる手腕は見事だったが、最後の最後でうっちゃられた。勝点1を得られなかったショックは大きい。
 
取材・文：今井雄一朗（フリーライター）
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。