［MF］
５ ミラレム・ピャニッチ  5.5
守備に忙殺されたこともありボールに絡む機会自体が少なく、消えている時間が長かった。局面を前に進めるようなパスはほとんどなく、見せ場はイグアインのシュートに繋がった37分のラストパスくらい。
 
６ サミ・ケディラ　６
バランスを意識した位置取りで中盤のスペースを埋め、敵の攻撃を遅らせたほか、攻撃時には積極的に前方へと駆け上がってアタッカー陣を援護した。ただ、雑なパスがやや目立った。
 
７ ファン・ギジェルモ・クアドラード 6.5（84分OUT）
D・アウべスのフォローにも回るなど守備に精を出しつつ、カウンター時にはタイミング抜群の攻め上がりでたびたびスペースをアタック。攻撃時にもっとも可能性を感じさせたひとり。
 
21 パウロ・ディバラ　６（75分OUT）
２列目から前線にかけて精力的に動き回ってパスを引き出し攻撃の起点に。後半は積極的な守備参加に伴う疲労の蓄積からか徐々に運動量が低下し、75分にピッチを退いた。
 
17 マリオ・マンジュキッチ　６
崩しの局面ではほとんど仕事をさせてもらえず、攻撃面では不足感を残した。しかし、第１レグ同様、労を惜しまぬ献身的なディフェンスが際立った。
 
［FW］
９ ゴンサロ・イグアイン  5.5（88分OUT）
良い形でボールが入らず決定機に絡む場面は少なかった。間延びした終盤を除けば前線で孤立していた印象で、怖さを感じさせたのはピャニッチの後方からのパスに飛び出し、ダイレクトで合わせた37分のシュートシーンくらい。
 
［交代出場］
15 アンドレア・バルザーリ ６（75分IN）
ボヌッチ、キエッリーニとの好連携を披露。零封に一役買った。
 
18 マリオ・ルミナ　－（84分IN）
クアドラードとの交代により不慣れなサイドでのプレー。二度ほどタイミングのいい攻め上がりを見せたものの、決定機は作り出せなかった。
 
22 クワドォー・アサモア －（88分IN）
プレー時間が短くボールタッチも限られた。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文：ワールドサッカーダイジェスト編集部、サッカーダイジェストWEB編集部